26日、中国に輸出を開始してから間もない韓国のサムゲタン(参鶏湯)だが、すでに厚い壁に直面しているという。写真はサムゲタン。

写真拡大

2016年8月26日、中国に輸出を開始してから間もない韓国のサムゲタン(参鶏湯)だが、すでに厚い壁に直面しているという。環球時報が伝えた。

サムゲタンは韓国の代表的な料理の1つで、これまで中国は検疫や衛生問題を理由に韓国産サムゲタンの輸入を規制していたが、ようやく中国の許可が得られ、6月末に中国向けに韓国産サムゲタンの輸出が始まった。

韓国メディアによると、6月末から今月20日までの時点で、累計61トンの韓国産サムゲタンが中国に輸出された。韓国はサムゲタンを自国文化を体現した重要な伝統料理と見ており、中国人はサムゲタンの食材の1つである高麗ニンジンを好むため、中国市場でも人気を得る自信があり、韓国料理のブームを巻き起こす可能性もあると期待していた。ところが販売量は予想をはるかに下回るもので、韓国の専門家からは「準備不足」との指摘が聞かれている。

韓国専門家は原因について、「韓国から輸出されるサムゲタンは国内で販売されるものに比べ高麗ニンジンの含有量は半分以下。これでは本来の風味を出すのは難しい。さらに、韓国は商品を真空パックしているが、中国人はこうしたパック商品を好まない傾向があり、中国人の味覚や飲食の習慣を十分に考慮しなかったため」と分析した。

サムゲタンのほかにも、今年初めより「1年の輸出量2000トン」を目標に中国向けに輸出を開始した韓国産の米だったが、半年たった時点で輸出された量はわずかに237トン。さらに、昨年12月より輸出が再開した韓国産キムチも上半期の輸出額は目標の10%にも満たない額だった。(翻訳・編集/内山)