創業5年で年商100億突破「ロコンド」が在庫シェアリングエコノミーを強化

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 靴とファッションの通販サイトを手がける「ロコンド(LOCONDO)」の事業説明会が8月26日に開催され、の田中裕輔代表取締役社長が、欠品商品を倉庫から百貨店に取り寄せできるオムニチャネルサービス「ロコチョクディー(LOCOCHOC-D)」について説明した。「LOCONDOのブランド確立」「品揃え&展開カテゴリ拡大」「販売チャネルの拡大」「予約を軸とする欠品率の抑制」「ECと店舗の一体運営」の5本の柱で在庫シェアリングエコノミーの構築を強化する。 ロコンドの今後の画像を拡大

 専用タブレットから同サイトの取扱商品を取り寄せできるサービス「ロコチョクディー」は、そごう・西武の3店舗(西武船橋、西武大津、そごう徳島)で24日から提供開始。客は百貨店で商品を取り寄せ、店内で試着や購入または自宅へ直接送ることができる。同サービスにより、百貨店側は品揃えが大幅に広がる上、「ロコンドのリアル店舗」という位置付けからブランド側と出店交渉する必要が無い。ブランドやメーカー側は、在庫や販売員を負担することなく販路拡大できることが主な利点に挙げられる。世界初の「百貨店×EC オムニチャネル」となる「ロコチョクディー」は、2017年8月末までに百貨店50店舗での提供、中長期的には「100店舗、月収800万円、年商100億円」を目標値に掲げる。プラットフォーム事業の成長に伴い、同社の倉庫をGLP八千代倉庫へ移転することが決定。延床面積は約5,000坪から1万1,000坪に拡張する。 10月3日には「ロコンド」とアウトレットECサイト「ロコレット(LOCOLET)」の大幅リニューアルを3年ぶりに実施する。試着や交換、返品が全て無料の同サイトは他社と比べて高価格帯のものが売れる傾向から、「Affordable Luxury=手に入る高級品」をコンセプトに掲げ、ロゴも一新。同じく10月にはスマホアプリのリリースを予定している。 2011年2月に靴の通販サイトとしてスタートしたロコンドは、EC事業とプラットフォーム事業を展開している。昨年10月には黒字化を達成し、創業5年目にして年商が100億円(出荷高ベース)を突破した。試着・交換・返品の無料サービスと、ファッション性の高いアイテムを充実させた品揃え、チャネル横断型の在庫シェアリングエコノミーで他社サービスとの差別化を図る。■ロコンド公式サイト