アメリカで生産され、日本に輸入される新型NSX。そのメーカー希望小売価格は2370万円と破格ですが、スーパースポーツとしてはけっして非常識なものではないといえます。

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その新型NSXに用意されるボディカラーは全8色。世界の著名サーキットを思わせる名前が付いているのが特徴です。

では、どの色が、どのサーキットに由来しているのでしょうか?

まず注目は、67万円高の有償色である「バレンシアレッド・パール」。

これは、かつてF1ヨーロッパGPの開催されたスペイン・バレンシアの市街地コースに由来します。もちろん、スペイン出身のF1パイロットであり、マクラーレン・ホンダを駆るフェルナンド・アロンソ選手もイメージしています。

もうひとつの67万円高有償色「ヌーベルブルー・パール」はモナコ・グランプリの有名コーナー『ヌーベル・シケイン』に由来する色。モナコの澄み切った海と鮮やかな空の美しさを表現しています。

続いて、8万5000円高の有償色である3色について。

「ノルドグレイ・メタリック」は、ドイツ・ニュルブルクリンク北コース「ノルドシュライフェ」に由来する色。単なるグレイではなく、緑深いニュルブルクリンクのイメージで、グリーンを感じる色味となっています。

「ソースシルバー・メタリック」は、ベルギーの有名コーススパ・フランコルシャンの「ラ・スルス」を思い起こさせる色。天然の源泉という意味のソースという言葉に合わせ、シルバーによって水を表現しているということです。

「カジノホワイト・パール」も、モナコ・グランプリの「カジノコーナー」に由来した色。モナコという特別な場所が持つ、ラグジュアリーとスピード感を想起させるホワイトパールとなっています。

もうひとつの標準ホワイトに付けられた名前は「130Rホワイト」といいます。言わずと知れた鈴鹿サーキットの高速コーナーに由来した名前で、その色はホンダのレーシングカラーであるソリッドホワイトを受け継ぐものとなっています。

残る2色は、サーキット由来ではありませんが、「クレバレッド」の「クレバ」はラテン語で「カーブ」を意味する言葉。ブラジルのインテルラゴスやイタリアのモンツァといった伝統的なサーキットが使う「クレバ」という響きは、ブラジル出身の伝説的ドライバーであるアイルトン・セナ選手との関係を思い起こさせます。

そして「ベルリナ ブラック」。これは初代NSXから受け継いだブラック。ホンダスピリットを継承することを示す意思を込めた色というわけです。

(山本晋也)

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