西尾産の抹茶をふんだんに使った濃厚かき氷が話題。名古屋の上生菓子カフェ「オコボ」

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名古屋にある「和菓子菓寮 ocobo(オコボ)」は、京都仕込みの上生菓子を気軽に楽しめる純和菓子カフェ。季節の上生菓子はもちろん、かき氷までをも京菓子の手法で仕上げています。そのこだわりのかき氷、いったいどんなお味なんでしょうか?

閑静な住宅街で味わえる、本物の上生菓子

名古屋に住む人なら、誰もが一度は住んでみたいと憧れる高級住宅街、覚王山。地下鉄東山線覚王山駅から徒歩3分ほどの静かな住宅街の中に「オコボ」はあります。

京都の上生菓子に惚れ込んで、イタリアンの料理人から和菓子の店で修業をつんだオーナーが、「カフェで上質な和菓子と日本茶を楽しむ」という選択肢を提供したい、との思いからオープンしたのが、「オコボ」です。

西尾産の抹茶をふんだんに使った濃厚な自家製氷のソルベ

「オコボ」の夏の名物は、製菓用ではない本物のお抹茶を使った「西尾茶ソルベのあんみつ仕立て」(880円)。

このソルベは、抹茶の名産地・西尾の抹茶をふんだんに使った自家製氷を使用しています。やさしく削ったソルベには、あっさりしたプレーンなものと和三盆を使ったコクのあるものとの2種類の寒天、冷たくしてもなお伸びのいい求肥、柔らかく炊き上げた春日大納言が添えられています。

クリームを使わず、京菓子の材料だけで作られた上品な味わいは、「かき氷」ではなく、「氷の和菓子」ともいえるでしょう。

ひとさじひとさじ、丁寧にすくいたくなる一品です。

おみやげにいかが?和三盆糖蜜を使った、ふわふわお餅

おみやげにおすすめなのは、定番商品の羽二重餅、「おこぼ餅」(180円)です。

卵白と和三盆糖蜜を使ったふわふわのお餅は、見た目はやや無骨ですが、クロモジを添えただけで沈み込むほどの柔らかさ。たっぷり入った香ばしいクルミがアクセントです。

実は、おこぼ餅にクルミが入れられたのにはわけがあります。お餅があまりに柔らかいので、「子どもや年配の方がのどに詰まらせるといけない」と心配したオーナー、お餅の柔らかさを邪魔せずに歯ごたえがあるものを入れてみようと試行錯誤したところ、クルミを混ぜこんだものが大好評になったのです。

おこぼ餅は、一度食べたら本当に忘れられない、やさしさの詰まったあたたかい味。噛みしめるごとに、オーナーのこぼれる笑顔が浮かんできます。

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