SOURCE2●米国利上げ
個人消費で経済堅調、11 月まで米国株は買い!?

英国のEU離脱によるブレグジット・ショックで世界経済が揺らいだ7月。世界の株式市場で最も力強いリバウンドを見せたのが米国だ。

ダウ工業株30種平均は1万8595ドル03セントをつけて、過去最高値を更新。個人消費を中心とした米国経済の底堅さがうかがえる。

さて、そこで今後、注目が集まってくるのは米国の利上げ時期だ。FOMC(連邦公開市場委員会)は、年内にあと2回、9月と12月に予定されている。

「7月末に米国の四半期のGDP(国内総生産)指標が発表されたのですが、市場予測を下回る数値でした。今後の雇用統計などでよほどポジティブな数値が出ない限り、9月の利上げはまずないとみています」

こう話すのはフィスコの 田代昌之氏だ。

「11月に大統領選挙が控えているのも、9月に利上げに踏み切れない大きな要因です。また、利上げがあるかどうかがわかる数値として、CMEのウェブサイトにアナリスト予想が載せられているのですが、9月は12 %、12 月は 40 %という数字でした。ちなみに、利上げのあった昨年 12 月のときは 70 %という高い数値を示していました」

これまで米国市場は利上げによって、調整を入れつつも高値を更新してきた。では年内、米国株は買いなのか。日本株、為替、米国株など幅広くウオッチしているファイナンシャル・プランナーの横山利香氏はこう指摘する。

「米国の利上げは、ドル高を進める要因になります。為替の影響を考慮しつつ、旬の強いセクターから選ぶのが賢明でしょう」

旬なセクターから注目の銘柄として選んでくれたのが左の3銘柄だ。投資候補の1つとして検討したい。