【全文その2】ハリルホジッチ監督、日本代表メンバー発表会見。ヴェンゲルに電話した内容とは

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9月に行われるワールドカップ予選に向け、24名の日本代表メンバーを発表したヴァヒド・ハリルホジッチ監督。

会見は日本サッカー協会のYoutube公式チャンネルで生中継されたのだが、今回はその代表メンバー発表会見の全文をお届けしよう。

今回は前編に続き、その後編をお届けする。

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※できる限り口語のまま掲載

ヴァヒド・ハリルホジッチ(日本代表監督)

攻撃的ミッドフィールダー

香川 真司(ドルトムント/GER)
清武 弘嗣(セビージャ/ESP)

「我々と常にサッカーをしている2人ですけども。前回は2点取りましたかね、香川は。

清武もあるクラブを見つけましたね。そしてかなりのトレーニングを積んでいると聞いています。

セビージャの監督は私と同じかそれ以上に厳しく要求していると思いますね。清武にとっては良いことじゃないでしょうか。テクニックの能力はかなりありますから、それ以外のところを伸ばせる恰好の場所だと思いますね。

そして、セビージャで成功する確信を私は持っています。日本人がビッグクラブでプレーしているというのは嬉しいことで。たくさんいませんから。

ビッグクラブで先発を取るというのは簡単じゃありません。何人かの選手は競争に晒されていますよね。

ここのバックアップメンバーにも、実はちょっと年齢がいった選手を用意しています。

年齢が少し上だとしても、最終予選に関してはですね。ここでは川崎のプレーヤー…今のところ日本で一番強いクラブということで皆さんにお伝えしますけども、35歳といってでもですね、もし何かあった時には常に頭に入っている選手です(中村憲剛のこと)。

その彼をバックアップメンバーとして用意しています。

ここにはまだまだ改善の余地があるんですけども。

フォワード:

本田 圭佑(ミラン/ITA)
小林 悠(川崎フロンターレ)
宇佐美 貴史(アウクスブルク/GER)
原口 元気(ヘルタ・ベルリン/GER)
岡崎 慎司(レスター/ENG)
武藤 嘉紀(マインツ/GER)
浅野 拓磨(アーセナル/ENG)

今回は7人のFWを用意します。なぜかというのは、この後説明します。ケイスケ、ユウ、ウサミ…。

宇佐美はドイツのクラブに行ったわけですけども、今のところそんなにたくさんプレー時間はないと思っています。私の仲間が2、3回コンタクトを取ったんですけども、宇佐美は『俺は疲れているけど諦めない』というコメントをしていました。

そういったコメントを宇佐美から聞くのは嬉しいですね。そしてゲンキも常にここに入っていますね。

それからオカ。

岡崎はプレミアリーグでプレーしていますね。オカに関してはA代表とクラブは全く役割が違うと皆さんにいつも言っていますが、今もそうですね。

それから武藤ですね。武藤も怪我から戻ってきた状態ですね。ただ、トレーニングをしっかり積んでいると思います。この前の試合は出てないんですけども、次のオープニングの試合には出ると聞いています。

(トレーナーの)前田と(ドクターの)香取がドイツやヨーロッパにいろいろ行って怪我人のチェックをしてもらいました。武藤に関しては、『安心してください』という報告が来ています。そのために武藤は呼びました。

ただ、いろんな状況によって武藤をグループに入れるのか、それとも他の選手なのか。まだまだこれから予断を許さない状況です。

それから、最も難しい状況として浅野ですね。

オリンピックが終わった後ですね、誰が『日本に帰って来い』と言ったのか分かりませんけども、休めと言われたようですね。

私もアーセン・ヴェンゲルに直接電話してですね、『日本でなぜ15日も20日も休まなければいけないのか?』という話をしました。もうレンタルされることは分かっていたわけですね。オリンピックの期間中に全てが完結されている予定でした。

彼が日本に残らざるをえない状況だったので、私たちはいろんな環境を整えてトレーニングはみっちりしました。ただ、彼がどこに移籍するのかということですね。どこにレンタルされるのか。今のところ、ロンドンに行ったという話は聞いてますけども。

コミュニケーションを取るのが少し難しい状況ですね。つまりそういうこともありますので、第1試合目に浅野を使えるのかどうか。まだまだ私には分かりません。

ただ、この浅野の移籍に関してはかなり信頼しています。オリンピックでもすでに高いクオリティを見せましたし、我々のチームで若さで情熱をもたらしてほしいと思っています。

そして、良いプレーができるのであれば試合に出したいですし。ただ、競争には彼も含まれています。

それから誰をFWとして使うかですけども、ここで一つ言わなければいけないのは金埼夢生のことですね。

リストに入っていたんですけども、前節、日本代表の候補であった選手があのような態度を取ってはいけないと思いますね。つまりそれが理由で外しました。

これは我々日本代表の基準として、全フットボール選手に伝えたいと思います。このような行動を取ると、A代表には入れません。以上です。

今回まとめますと、3人のキーパーと21人のフィールド。

今回このようなメンバーを選んだのですけれど、バックアップメンバーとしては1人キーパー、2人ディフェンダー、2人中盤。ディフェンシブの中盤とオフェンシブを1人ずつですね。それから2人のフォワードをバックアップメンバーとして用意しています。

皆さんがそれらをいつ耳にするかは分かりませんけども。

ただ皆さんに知っておいてほしいのは、UAEはすでに合宿を1ヵ月半やっています。さらに、アル・アインに8人のA代表選手が行ってチャンピオンズリーグを戦って、また戻ってきます。

つまり、トータルで2ヵ月で全員でいますね。今日はおそらくカタールで練習試合をすると聞いています。

我々のスタッフも現場に送ってですね、視察に行かせています。UAEのアジアチャンピオンズリーグ、それからリーグ戦も視察しています。ただ、いくつかの試合はクローズだったのでスタジアムには入れませんでしたけども。ただ、我々の情報として大事なことです。

ただ、我々自身もしっかり準備して野心と強い気持ちと勇気を持って、1試合目というのはいつも難しいです。ただ、私の一番大好きな言葉は『ビクトリー』。これを探して、言い訳は探さずに戦っていきたいと思います。

リストに関して私からは以上です。質問があれば宜しくお願いします」