日本が長寿大国であることは世界的に有名だ。厚生労働省によれば、2015年の日本人男性の平均寿命は80.79歳、女性は87.05歳となり、男性は世界4位、女性は香港に次ぐ世界2位となった。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本が長寿大国であることは世界的に有名だ。厚生労働省によれば、2015年の日本人男性の平均寿命は80.79歳、女性は87.05歳となり、男性は世界4位、女性は香港に次ぐ世界2位となった。

 世界1位の長寿大国でないにしても、日本人が男女ともに長寿であることは間違いないが、その秘訣はどこにあるのだろうか?隣国の中国も経済成長に伴って平均寿命が伸びているとはいえ、男女平均は76.1歳で世界53位だ。中国メディアの捜狐はこのほど、日本人が中国人よりも長寿である理由について分析する記事を掲載した。

 記事は、日本人が長寿である秘訣は食生活にあると断言。海に囲まれた島国である日本では、海の幸を食べる機会に恵まれていることが一番の理由だと分析した。魚や藻類にはビタミンやカルシウムなどが豊富に含まれており、魚の脂質に含まれるDHAやEPAが血栓を作りにくくする作用があることはよく知られている。そのため魚を多く食べる日本人は、中性脂肪を減らすことができ、高血圧や糖尿病のリスクも低いのだという。

 そこで記事は、中国人読者に対して日本人に倣った食生活を取り入れるよう提案している。その1つが魚を多く食べることだ。中国人の食生活では豚肉や油の摂取量が多いが、定期的に魚を食べるほうが身体に良いのは違いないと指摘。鮭やマグロなどの摂取はコレステロールを引き下げ、心臓病を52%以上減らすという報告もあるというが、魚を好んで食べる日本人の寿命が高いのも納得だ。

 記事はさらに、毎日2個のリンゴを食べて高脂肪と動脈硬化を防ぎ、ビタミンCを多く摂取すること、そしてカリウム豊富な食物をとることを勧めている。中国人はもともと健康意識の高い国民性だが、経済成長によって豊かな暮らしを手に入れはじめた中国人たちの健康意識はさらに高まっている。日本の健康産業が中国においてビジネスチャンスとなる時期が到来しつつあると言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)