■連載/メンズビューティー通信

東京・日比谷に店を構える『COVA TOKYO』。イタリアの老舗として名だたる著名人に愛される『COVA』の日本版として人気を集める名店だ。

そんなCOVA TOKYOで支配人兼ソムリエを務める永山守さんに、自分に合ったワインの選び方やマリアージュを教えてもらった。今回は、シャンパンとチョコレートのマリアージュのお話。

マリアージュとは、いわばお酒特にワインとおつまみの相性のこと。お互いの味を引き立てる組み合わせを、「結婚」を文字ってマリアージュという。

チョコレートとシャンパンの相性はいかに?

今回、ご紹介するシャンパンは、『フランソワ・ムタールNVブラン・ド・ノワール』です。フランソワ・ムタールはシャンパーニュ地方のコート・ド・バールのビュスクイユ村にあるシャトーで、その歴史は17世紀まで遡ります。

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シャンパーニュ地方では、主に白ブドウであるシャルドネと黒ブドウであるピノ・ノワールとピノ・ムニエの3種類を混乗することでシャンパンを製造しています。その中でも黒ブドウのみを使用して造るシャンパンを『ブラン・ド・ノワール』と言います。

ブラン・ド・ノワールのシャンパンは骨格がしっかりとしたシャンパンのイメージが強いと思いますが、このワインに関してはピノ・ノワールだけを使用して造られています。ピノ・ノワールというとブルゴーニュ地方のエレガントな赤ワインを創造する方が多いと思いますが、これを機にシャンパーニュ地方のピノ・ノワールも堪能して頂けたらと思います。

さて肝心な味わいですが、レモンやグレープフルーツの様な柑橘系のフルーツを思わせる香りがあり、そのあとにバターやブリオッシュを感じさせる香りが続きます。いざお口に運んでいただきますと、まずはエレガントな酸味とキメの細かい泡を感じ、その後に骨格となるボリュームを感じつつ果実味とミネラル感も感じる仕上がりになっています。

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さて、これにもっとも合うチョコレートとして、『ジャンドゥイア』をご案内します。

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 奥がジャンドゥイア

ジャンドゥイアとは、ヘーゼルナッツをペーストにしてミルクチョコレートに練り込んだものです。アイスのフレーバーにもありますね。非常になめらかかつヘーゼルナッツの芳醇な香りがします。

赤ワインをはじめ色々なワインが合うと思いますが、特に先にあげたシャンパンとのマリアージュが面白いです。

『フランソワ・ムタールNVブラン・ド・ノワール』は酵母からなる香りに始まり、心地の良いスッキリ感とチョコレートに負けないボリュームで終わる味わいゆえ、相性は良いと思います。

COVA TOKYO

夜10.2  バール02

イタリアのセレブリティが来日した際、立ち寄る人も多いリストランテ。本場の舌も認める確かな味と優雅なひと時を過ごせ、東京でイタリアの風を感じられる数少ない場所のひとつ。食事だけでなく、多彩なカクテルが楽しめるほか、カフェメニュー・ドルチェも充実しており、特にイタリアから空輸で直輸入しているコーヒーとチョコレートは、遠方から買いにくる方もいるほどの人気。彼女との特別なディナーにも、コーヒーブレイクにも使える懐の深さも魅力だ。

【店舗情報】
東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル1階
TEL: 03-5223-0008
東京メトロ日比谷線「日比谷駅」 A3出口より徒歩0分
東京メトロ銀座線「銀座駅」 C1出口より徒歩1分
JR「有楽町駅」 日比谷口より徒歩1分
HP:http://www.covajapan.com/

構成/メンズビューティー編集部