高畑裕太の強姦致傷容疑逮捕で真っ先に気になったのが、「侠飯」のことだ。打ち切りにでもなったらどうしよう。夏枯れといわれる今期ドラマの中では面白いほうなので、毎週楽しみにしている。

テレ東のお家芸「夜食テロドラマ」だが、ただのグルメではなく、グルメ×任侠ときた。このトンデモな発想、てっきり漫画原作だろうと思ったら、もともとの原作は福澤徹三の小説だった。

「オイルサーディンの缶ごと焼き」焦がし醤油の大蒜炒飯」「サバマヨ冷や奴」・・・

就活中の大学生・若水良太(柄本時生)がヤクザの銃撃戦に巻き込まれ、危機一髪のところをヤクザの組長・柳刃竜一(生瀬勝久)に助けられ、その代わりにと柳刃と若頭・火野丈治(三浦誠己)を自宅アパートでかくまうことになった。そこから男3人の奇妙な共同生活が始まるのだが、この柳刃がなぜか料理上手で玄人はだし。あり合わせの材料や缶詰を使って、とびきり美味しい料理を作ってくれる。

「オイルサーディンの缶ごと焼き」「軟骨入り餃子」「焦がし醤油の大蒜炒飯」「サバマヨ冷や奴」「塩辛カレーリゾット」など、いかにも美味しそう。どれも簡単に作れそうなのもミソだ。

いつもは明るい役が多い生瀬が、終始、眉間に皺を寄せ強面ぶりを発揮、いつもよりも低い声でセリフを言うのも新鮮で釘付け。出演するゲストも個性的で、これまでにも、「はい論破!」でおなじみのイヤミ課長こと木下ほうか、柄本の母の女優の角替和枝、お笑いコンビ・デニスの植野行雄などが出演した。

高畑裕太カットで番組継続はひと安心

高畑も柄本と同じ大学に通う友人の1人として出演し、いいキャラだった。ドラマはすでに撮り終えており、高畑が絡むシーンは差し替えて放送されるというのでひとまず安心した。

番組サイトにはドラマの中で作られた「任侠レシピ」が毎回アップされている。さっそく「きゅうりとミックスナッツの和え物」を作ってみたが(といっても混ぜるだけ)、これがなかなかの美味。「侠飯」侮るなかれ!(金曜深夜0時12分〜>

くろうさぎ