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ユニクロはこのほど、「同僚の"ワキ汗"がどの程度気になるのか」の検証結果を発表した。この検証は、しらべぇ協力のもと、ビジネスパーソンを対象に、ボタン型隠しカメラで同僚の目線を検証したもの。

同社は3月、20〜50代の社会人1,000人を対象に意識調査を実施。自分が汗をかいて気になることを聞くと、1位は「ニオイが気になる」、2位は「服が汗で湿ってしまう」、3位は「ワキ汗が目立つ」となった。そこで今回、同僚が着ているシャツが、ワキ汗がくっきり汗ジミになっていたらどんなリアクションをとるのか、隠しカメラを設置して検証した。

まずは仕掛け人に、インナーなしの直シャツで汗ジミができてしまった状態を再現してもらった。着用したのは、汗ジミが目立ちやすい水色のシャツで、ワキのほか、胸元、背中まで汗ジミができた状態を再現。ワイシャツには、ボタン型のカメラを装着し、同僚がワキ汗・汗ジミを見ている回数をカウントできるようにした。

検証は、会議という設定で30分行った。仕掛け人は、会議中に前に出て、皆の前で説明。ボタン型カメラの映像をもとに、ホワイトボードやモニターではなく、どの程度汗ジミに目がいってしまうのかをカウントした。その結果、最も会議に集中せずワキ汗を見てしまったのは20代女性で6回であったという。

20代女性に、ドッキリであることを伝えた上で汗ジミについての意見を尋ねたところ、「気をつけるよう言おうと思ったけど、やっぱり言いづらいですよ……」という答えが返ってきた。

また、別の30代女性は「汗ダラダラだったらそれだけで近寄りたくないですよね。"直シャツ男子"のヤバさに改めて気づきました! 」と話した。

続いて、ワイシャツに汗ジミがある人に接近した時のリアクションを検証した。仕掛け人が近づき話をしたところ、対象者はワキ汗が気になり、話が全く頭に入っていない様子であったという。

ネタばらし後に対象者に感想を聞くと、「なんか臭そうだったのでちょっと距離を置きました。近づきたくはないですね」とコメント。汗ジミでいっぱいの服を着ていると、臭ってないのに見た目から臭そうと思われてしまうことがわかった。

(フォルサ)