【全文その1】ハリルホジッチ監督、日本代表メンバー発表会見。「絶対に忘れられない試合」って?

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9月に行われるワールドカップ予選に向け、24名の日本代表メンバーを発表したヴァヒド・ハリルホジッチ監督。

会見は日本サッカー協会のYoutube公式チャンネルで生中継されたのだが、今回はその代表メンバー発表会見の全文をお届けしよう。

今回は前編と後編に分けてお伝えする。

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※できる限り口語のまま掲載

田嶋 幸三(日本サッカー協会会長)

「皆さん、こんにちは。

こんなにも大勢の方に集まっていただき、ワールドカップの最終予選に向けたそういうパワーを皆さんから今感じております。本当に今日はありがとうございます。

いよいよ、今年一番我々が目標にしてきたワールドカップ予選が9月1日のUAE戦から始まります。

雰囲気で『日本は大丈夫だろう』、『いけるんじゃないか』、そんなふうにもしも思っている人がいるとすれば大きな間違いだと思ってます。

今、私たち日本サッカー協会はヴァヒド・ハリルホジッチ監督を全面的に協力し、ワールドカップを勝ち取るんだという強い気持ちを前面に出してサポートし、そして日本のサッカー界全体が一緒になって戦いにいく。

そういう気持ちを初めから持っていかなければ、このワールドカップのクオリフィケーションは勝てないと思っています。

そういう意味でもこの9月1日から始まるこのUAE戦、そしてタイ戦。そして10月、11月と続き、来年も続きます。我々は全力を注いで、日本サッカー界を全力を凝縮した形でこの予選を戦っていきたいと思ってます。

もちろんその中には皆さんも入るかもしれません。是非応援し、皆さんと一緒にサッカー界全体で戦っていきたいと思います。

サッカー界全体で戦っていきたいと思います。宜しくお願いします」

ヴァヒド・ハリルホジッチ(日本代表監督)

「コニチハ。

今会長が申し上げたようにですね、本当に厳しい戦いがこれから始まるんだと。

我々のグループでは、5つのチームが予選突破を戦うことになるだろう。オーストラリア、UAE、サウジアラビア、イラク、日本。このチームが上を目指して戦っていくわけですけども。

最後にタイです。特に彼らは国内の試合、彼らは強いですね。アジアは伸びてます。

私が耳にしたのはですね、『予選突破はなんとかなるだろう』、『日本のチームの方が強いんだからなんとかなるだろう』という噂を耳にするんですけども。もちろん彼らの言う通りだと思いますけども、我々の関係者はいろんな話をしてきました。

そして、前回もいろいろ難しい状況を得たわけですね。今回も全く厳しい戦いが来ると思います。この最終予選は絶対に取りいかなければいけない。誰も勝手にくれるわけではない。

国内であろうが海外であろうが取りいかなければいけない。我々はその野心を持っています。もっと強い決意と勇気とを持って、最終予選を勝ちに行くという野心を持っています。

戦うためのグループですけども。まずはUAE戦ですね。9月1日に始まります。埼玉でありますね。2戦目がタイでありますね。これは9月6日に彼らのホームでやるわけですけども。

ただ我々の中にもすでに困難が含まれています。

15分前にですね、良くないニュースを受け取りました。このリストに載っていたある選手が怪我をしてしまったという情報です。

そうは言ってもすでにバックアップメンバーは用意してありますので。ただ、日曜日に怪我をした選手が来るかは様子を見て、そして現場で怪我の様子を見て判断したいと思います。そういった困難も我々には含まれているわけですね。

それから、他の問題としては海外組が先発で出ていないという状況があります。そして、もしかしたら怪我を抱えたままシーズンを始めてしまっている選手もいますね。

そして、移籍をしたばかりの選手もいますね。先発を勝ち取らなければいけないという状況ですね。新しいトレーニングをこれから始めるという人もいます。ただ、そういった困難がありながらも我々の決意は変わらないと思います。

2次予選の第1試合目、シンガポール戦は絶対に忘れられない。

最終予選の1試合目はより強い相手が待っています。我々のグループの中には前回のアジアカップでベスト4まで行ったチームが3チームいるわけですね。UAEに我々は負けたわけです。

そして、リベンジよりもさらに強い気持ちを持って戦わなければいけないと思います。

本当に強い気持ちと勇気を持って、勝利を探しに行かなければいけない。そして埼玉を満員にして良い雰囲気を作ってもらって、試合後に勝利を祝いたいなと思っています。

まずはキーパーから。

ゴールキーパー:

西川 周作(浦和レッズ)
東口 順昭(ガンバ大阪)
林 彰洋(サガン鳥栖)

頻繁に呼ぶ3人ですけども。

今日は個人的に、たくさん喋るというのは控えたいと思います。

エイジ(川島 永嗣)は昨日電話をしたんですけども、まずは労働許可書が十分に揃っていないという話もありましたし。ただ、この競争の中に入っていかなければいけないということを認識しなければいけない。

そして、先発で出れない場合にはこの3人にも入れないという状況ですね。

私は西川、東口、林を今のところ信頼しています。彼らとも常にコンタクトを続けています。我々のコーチがですね。新しいキーパーコーチを呼びました。そして、浜野GKコーチともにいろんなクラブを回りましたし準備もしています。

私はこの1試合目、2試合目に関して2ヶ月間の用意をしました。その仕事をここで発揮しなければいけないと思っています

サイドバック:

酒井 宏樹(マルセイユ/FRA)
酒井 高徳(ハンブルガーSV/GER)
長友 佑都(インテル/ITA)
太田 宏介(フィテッセ/NED)

右サイド、左サイドを含めた4人ですね。

酒井、ゴートク、長友、そして太田をまた改めて呼びました。今、彼らは海外でプレーしています。

今回は左利きが必要かなと思いますね。太田に関しては左利きでフレンドリーマッチも結構出ていたんですけど、最近2試合は出ていないですね。

しかしながら、彼をしっかり呼んでディスカッションしてトレーニングしていきたいと思っています。彼らが試合に出るかどうかはまた様子を見ます。

センターバック:

吉田 麻也(サウサンプトン/ENG)
槙野 智章(浦和レッズ)
森重 真人(FC東京)
昌子 源(鹿島アントラーズ)

そして真ん中の4人ですね。

15分前にですね、槙野に関して悪い情報が来ました。

怪我をしたということですね。検査をしたんですけども、検査の結果良くなかったということです。ただ日曜日に来てもらって、そこで様子を見ます。

我々のメディカルスタッフの分析とですね。もしかしたらもう一度メディカルチェックをしなければいけないかもしれませんね。それからその後の経過を見て。

もちろんバックアップメンバーを用意してますから、問題なく思っています。槙野がダメだった時にはすぐ呼べる準備をその選手もしています。

槙野はパフォーマンスが良くなってきたところだったので、ちょっと残念ですね。まぁこういったことはよくあります。

中盤にいきます。

守備的ミッドフィールダー:

長谷部 誠(フランクフルト/GER)
山口 蛍(セレッソ大阪)
柏木 陽介(浦和レッズ)
大島 僚太(川崎フロンターレ)

これはディフェンシブハーフですね。

長谷部、ホタルも改めて呼びました。ヨウスケですね。

新しい…まぁ新しくもないんですけども、大島ですね。若い選手ですけども、私にとってはかなりのクオリティがあると思っています。

アグレッシブさのところでまだまだ伸びしろがあるとも思っています。若い選手ですからオリンピックにも出ましたし、本当に若い選手を信頼して使っていかなければいけないと思います。

私の考え方はですね、若い選手で出る資格があれば問題なく呼ぶ、ということです」

【後編に続く】