8月ももうすぐ終わり。日中の日差しはまだまだ厳しいが、夕方の空気や空の雲にどことなく秋の気配を感じるようになった。日本人にとって秋は感傷的なイメージがある一方、何かと楽しみな季節でもある。(イメージ写真提供:123RF)

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 8月ももうすぐ終わり。日中の日差しはまだまだ厳しいが、夕方の空気や空の雲にどことなく秋の気配を感じるようになった。日本人にとって秋は感傷的なイメージがある一方、何かと楽しみな季節でもある。

 中国メディア・人民網は22日、日本には様々な「○○の秋」が存在することを紹介し、その理由について説明する記事を掲載した。記事は「涼しく爽やかな秋が間もなくやってくるが、食欲の秋、芸術の秋など、様々な秋にちなんだ言葉がある。これらの起源は一体どこにあるのか」としたうえで、それぞれの「秋」について説明している。

 まず、「食欲の秋」については「秋は食物が成熟する季節であり、この時期に多くの美味しいものを食べることができるため」とした。「スポーツの秋」については、1964年の東京五輪が10月10日に行われたことにちなんで言われるようになったと解説した。

 また、秋は涼しく爽やかで文化活動や芸術活動に必要とされる集中力を高めやすいこと、この時期に芸術祭や画展が集中的に行われることから「芸術の秋」という言い方もするとしている。さらに、「読書の秋」については中国との関係性について言及。唐代の文人・韓愈が残した詩の一部である「燈火稍可親」(燈火親しむべし)が由来になっていると説明した。

 「天高く馬肥ゆる秋」という言葉がある。秋が素晴らしい季節であることを言い表したものであるが、中国の首都・北京にも「秋高気爽」という言葉がある。空が高く見えるほど青く、爽やかな空気が流れる秋は、北京を訪れるベストシーズンなのだ。しかし、近年は大気汚染によってなかなか「秋高気爽」な北京を味わうことが難しくなっている。今年の北京の秋空が、昨年よりもさらに青くなっていることを願う。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)