逆境に負けない!「打たれ強い子になるために」必要な事3つ

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どの世界においても、プロフェッショナルになる人には“逆境に強い”という共通点があります。非難や批判、失敗において、そこに打ち勝つ強さが、一流への道へと繋がっていくのです。

一流というと大げさな表現かもしれませんが、そこまででなくても逆境に強いというのは大きな長所であり、打たれ強い・弱いは、人生を左右するといっても過言ではないのでは?

そこで今回は、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事の村上誠さんに“打たれ強い子になるための教育”の秘訣についてお伺いしてきましたのでご紹介いたします。

 

■“自己肯定感”を高めることが重要

打たれ強い子というのは、自分の土台がしっかりしているため、周りがどうであろうと関係ありません。周りに何を言われても、周りの評価がどうであろうとも、自分がブレないでいられるのです。

また失敗をバネにする力をもっています。失敗をしても次に進めるのは、やはり自分の土台がしっかりしていること、そこに柔軟性をもって対応できる力をもっていることが重要です。

そんな土台を作り上げるためには、「私はかけがえのない存在だ」といった自己肯定感が必要なのです。自己肯定感が高ければ、どんな状況においても自信をもって前に進むことができます。

 

■自己肯定感を高める方法とは

自己肯定感を高めるために、親としてやっておきたいことは次の3つです。

(1)過程をほめる

自己肯定感を高めるためには、親が子どもに対し“ほめる”ということが必要です。

ただほめるだけではいけません。テストでいい点をとったことなど結果をほめるのではなく、がんばってきた過程をほめるのです。

過程をほめることは、「あなたを見ている」というサインとなり、結果がどうであれどんな状況でも見てくれているという安心感に繋がりますので、自己肯定感が育まれます。

結果をほめられた子は、結果をだせなかったときに親からの評価が得られず、「結果がいいときの私でなければ認めてもらえない」と潜在的に思ってしまいます。これでは他者からの評価ばかりが気になり、自己肯定感とはかけ離れていってしまうのです。

また、他者との比較でほめるのもよくありません。その子ども自身が、前回よりよくなったことを何か見つけてほめてあげるのが上手なほめ方といえるでしょう。

(2)失敗をさせる

人生において失敗はつきものです。親が敷いたレールをうまく生きてきた子は、失敗や枠から外れることを恐れ、つまずいたときに立ち直ることが難しくなる可能性があります。

トライ&エラーを繰り返すことで、失敗から学び、より大きな挑戦に挑めるようになります。小さな失敗をたくさん経験させ、乗り越える経験を積み重ねることで、次のステップに進むことができるのです。

できる限り親は口や手を出さず、子どもを信じて見守って励ますようにしましょう。親が「ちゃんと見ているよ」とのサインを子どもが受け取っている限り、時間がかかっても立ち直ることができます。

どんな状況でも見ていてくれる、失敗してもその中でよかったところをほめる、励ますことが、子どもの自己肯定感を高めるのです。

(3)被受容感を育む

子どもの“存在自体”を尊重しましょう。もちろん、悪いことをしたときに「いけないことだ」と注意をする必要はあります。しかしここで「あなたは悪い子ね!」と人格否定をしてはいけません。これは自己肯定感を喪失させてしまいます。

いいところも悪いところもひっくるめて、「ありのままのあなたでいいんだよ」という姿勢が、自己肯定感を高めることになります。これを被受容感といいます。また、親だけでなく祖父母や周りの多くの大人たちから受け入れられることも大切です。

子どもがこれからの人生で自分に自信をもてなくなったときに、信じてくれる第三者がいてくれることで、より打たれ強く、早く立ち直ることができます。

そんな愛情を受けた子どもは、既に味方が大勢いますので、状況に左右されにくい“根拠のない自信”をつけることができます。その根拠のない自信が逆境に打ち勝つのです。

 

いかがでしたでしょうか?

自分自身が“打たれ弱い”と自覚している方もいらっしゃるのではないでしょうか。だからこそ、子どもには打たれ強い精神力をもっていてもらいたいものですね。

打たれ強い子は、“生きる力”が育まれ自立していくため、親としても育てやすいものです。愛情をもって、自己肯定感を高めてあげましょう。

(ライター 沖田かへ)

 

【取材協力】

※ 村上誠・・・NPO法人ファザーリング・ジャパン理事。1971年生まれ。結婚と同時に実両親と同居、妻、父、長男(06生)、次男(12生)の5人家族。母が要介護となったのを機に、自身のワークライフバランスを見直し、家事、育児と介護のダブルケア、不妊治療、妻の産後職場復帰・両立・キャリア支援のためにも兼業主夫となる。父親の育児・家事参画、夫婦関係、祖父母の孫育て、地域の子育て支援など幅広い家族 ・育児テーマを取り扱う。

 

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