「恋愛」までもが一種のテクニックとなった今、いかに質と効率がともに高い恋愛をするかが、独身男女の関心を集めている。SNSの発展にともない、恋愛・結婚をテーマとしたセミナーやトレーニングを専門に行う新興企業が相次ぎ誕生している。

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「恋愛」までもが一種のテクニックとなった今、いかに質と効率がともに高い恋愛をするかが、独身男女の関心を集めている。映画「分手大師(別れさせ屋)」のテーマである離婚ビジネスとは対照的に、SNSの発展にともない、恋愛・結婚をテーマとしたセミナーやトレーニングを専門に行う新興企業が相次ぎ誕生している。オンラインで顧客を集め、都市に住む若いホワイトカラーや大学生に恋愛のやり方を伝授することによって、利益を得ている。多く稼ぐ人で年収は200万元(約3000万円)を上回るという。華西都市報が伝えた。

成都で若いホワイトカラーや大学生を対象に「恋人作り」のやり方について教える会社の総経理を務める李氏は、「今、街中にあふれている『独り者』は、恋人の作り方を知らない。私が会社を興したきっかけとなったのは、彼らの『社交恐怖症』を克服させるために手伝いをしたことだった」と話した。李氏によると、彼自身、失恋が原因で『心の袋小路』に迷い込み、二度と立ち直れない気分にまで落ち込んだ経験があるという。この苦しい経験から、結婚・恋愛トレーニング業を立ち上げるアイディアが浮かんだ。

インターネット上で「恋愛トレーニング講座」のキーワードを入れて検索したところ、さまざまなPR情報が続々とヒットした。ある関連サイトのプラットフォームには、380件の恋愛トレーニングチームの情報が掲載されていた。「愛情診断」「恋人探し」「配偶者探し」「愛情を復活させる方法」など各種のコースがあり、受講料は数百元から最高で2万元まで。同サイトの情報によると、受講者数はすでに4万5000人に達していた。ある1990年代生まれの男性は、「手とり足取り、恋人獲得方法を教えます」講座に参加しており、授業料は7日間で7千元(約10万5000円)に達した。

この会社の年間利益は実額200万元に上る。受講コースは、「イメージ作り」「わざと泳がせて油断させ、異性と親密な関係を作る」などの理論講座や、街頭で実際に女の子に声をかける「実践」講座など、多岐にわたる。

恋愛・結婚コンサルタントの郭楠氏は、「異性とのコミュニケーション能力は、確かにテクニックを必要とする。だが、テクニックは単なる補助ツールにすぎない。恋愛トレーニングコースでは人々の愛する力を呼び覚まし、愛情に対する真の理解を呼び覚ましてあげなければならない。決して、恋愛をファストフードのように流れ作業のようなものとして教えてはならない。テクニックだけに頼り過ぎていると、愛情の素晴らしさが正しく理解できなくなる恐れがある」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KM)