アンリアレイジ、限定品のみ販売する日本の様式美×テクノロジーの新店舗が南青山に

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 デザイナー森永邦彦が手がける「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が8月26日、南青山5丁目に新店舗「ANREALAGE AOYAMA」を出店する。日本の様式美と、透明・不透明が瞬時に切り替わるウムガラステクノロジーを融合した空間が特徴で、同ショップ限定アイテムのみを展開。情報も1つの価値として捉え、音楽や映像など異業種との取り組みを強めて商品流通に限らない情報流通型の店舗を目指す。 アンリアレイジ 新店舗を南青山にの画像を拡大

 「ANREALAGE AOYAMA」は、みゆき通り沿いにある「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」青山店の裏通りに位置し、パルコが開業するテナント複合路面業態「バイ パルコ(BY PARCO)」の1階に出店。「陰影礼賛」の考え方で光と影が表現された店舗設計はBRANCH.Incの鈴木崇之が担当し、店内床には玉砂利が敷き詰められ、季節ごとに変化する「四季の間」と名付けられた内部屋が設けられる。サウンドコーディネートはブランドと親交の深いサカナクションの山口一郎が担当し四季を感じる音をベースに制作した楽曲を、香りと共に「四季の間」から流す。店内に設けられたウムガラスは、透明・不透明が瞬時に切り替わる瞬間調光ガラス機能を持ち、透明時にはショーウィンドーに、不透明時には商品が見えなくなり店内を照らすライトボックスになる。ウムガラスの制御プログラミングはQosmoの浦川通が、ウムガラス制御ハードウェア設計はart and program, Inc.の川鍋徹が担当した。 商品構成はコレクションアイテムは取り扱わず青山店限定アイテムのみの展開で、パッチワークのオーダーメイドのシリーズをはじめ、フォトクロミックや再帰性反射を用いたテクノロジーシリーズ、独自の造形を追求したオブジェクトシリーズといったアーカイブをアップデートした商品などをラインナップ。また、Apple Watch用の樹脂バングルや、10年以上前のアーカイブを京都紋付で黒に染め替えたシリーズを展開する。森永は、新店舗出店の経緯について「今僕らがやっていることと他業種の関わりあいを情報として発信できるものを作りたいと思っていて、自分にとってファッションのど真ん中である南青山で物件を探していたところパルコさんから声をかけて頂いた」と話した。コレクションアイテムを取り扱わないという特殊なショップ形態については「そこでしか買えないものや、そこでしか経験できるものがないと空間を構える意味がない」という考えで、「アンリアレイジというブランドを明確に伝える場所」を目指すという。■ANREALAGE AOYAMA住所:東京都港区南青山5-2-15 -1F営業時間:11:00〜20:00(木曜定休)オープン日:2016年8月26日(金)