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シーメンスPLMソフトウェア(シーメンスPLM)は8月25日、8月5日にグローバルリリースしたシミュレーション製品群の新ブランド「Simcenter」の記者説明会を開催した。

Simcenterブランドは、シーメンスPLMの既存シミュレーション製品と新製品「Simcenter 3D」で構成される。既存製品では1次元シミュレーションソフト「LMS Imangine Lab」、2016年1月に買収したCD-adapcoの熱流体解析ツール「Star-CCM+」、同じくCD-adapcoの複合領域最適化ツール「HEEDS」などが新ブランドに組み込まれた。

新製品「Simcenter 3D」は「NX Nastran」「NX CAE」「LMS Virtual Lab」「LMS Samtech」「Teamcenter Simulation」を統合した製品で、強度、振動、音響など複数のパラメータを組み合わせて解析することができる。

同説明会に登壇したシーメンスPLMの製品管理ディレクターであるヨリス・デ・クーパー氏は、Simcenter製品群を活用するメリットについて「現実の製品と全く同じデジタルデータであるデジタル・ツインを製造前に作ることで、予測型エンジニアリングが可能となる。(Simcenter製品をはじめとする)複数の技術を組み合わせることで、デジタル・ツインの実現に近付く」と説明する。

クーパー氏はさらに「Simcenterは他社のCAEソフトやインハウスで開発したシステムとも連携が可能」と、同ブランドはオープンな製品群であることを強調する一方で、さまざまなシミュレーションモデルを管理する仕組みとして「Teamcenterとの連携が不可欠だ」とした。

なお、さまざまな製品が統合されるということもあり、説明会では国内での販売体制について質問が飛んだが、シーメンスPLMは「今の時点では公表できない」とした。

(神山翔)