24日、中国軍の日本海における軍事演習について、韓国メディアが一斉に伝えたが、中国紙は「藪つついて蛇を出す韓国軍当局、韓国メディアには常識もないのか」と痛烈に批判した。資料写真。

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2016年8月24日、環球時報によると、中国軍が日本海で大規模な軍事演習を行い、戦略爆撃機を含む軍用機3機が中国と韓国の防空識別圏の重なる空域に進入し、済州島の南にある蘇岩礁に接近したことを韓国軍関係者が明かした。

韓国・聯合ニュースは、中国は軍事力を誇示することで在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を決定した韓国政府へのけん制が目的だとするアナリストの分析を伝えた。韓国空軍からは戦闘機4機が緊急発進し、警告すると、中国軍機は空域から離れていったという。

環球時報は「藪つついて蛇を出す韓国軍当局、韓国メディアには常識もないのか」とする記事を掲載。防空識別圏は領空ではなく、両国の識別圏が重なる空域では双方の軍用機が飛行できることを意味すると指摘した。韓国軍はわざわざこのような情報をメディアに漏らして問題を大きくし、韓国メディアも平然と「領空侵犯だ」と伝えており、「韓国メディアには常識的な知識がなく、このような非論理的な主張が習慣になっているようだ」と痛烈に批判している。

また、THAAD配備は中国の戦略的安全保障上の利益を損なうものであり、中国がそれに対応するのは至極当然だと主張。韓国が冷静な決定をすれば、中国の対応も冷静なものになるとした。

24日から開催の3カ国外相会談では日中、中韓ともに懸案事項が存在し、いずれの国からも結果は期待できないとみられているが、日中関係では軍事衝突を防ぐべきであり、中韓関係も同様の方向に進むべきではないとの考えが日中韓3カ国に必要な前提であり、3カ国の根本的な利益にかなうものだと、記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)