6月の訪台中国大陸客、過去28カ月で最低  旅行会社の倒産も/台湾

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(台北 25日 中央社)交通部観光局の統計によると、今年6月の訪台中国大陸客は前年同期比11.88%減の27万1478人に留まり、2014年3月以降で最低を記録した。今年5月の政権交代を受けて中国大陸客は減少しており、24日には旅行会社1社が倒産した。

倒産したのは中国大陸からの団体客を専門に扱っていた「創世紀旅行社」。中国大陸客減少後に倒産した第一例目となる。

旅行サイト「台湾行旅遊網」は24日、台湾の観光産業に関する講座を開催。旅行会社やホテル、観光バス業者、行政院(内閣)の黄正聡・観光推動(推進)委員などが参加した。

業界関係者は国際化や市場振興などについて、政府に対して各種の要望を提示。黄氏は、台湾の観光産業には地域開発の余地が多くあるとの見解を示し、今後10年で訪台客2000万人を達成する目標に向け、空港整備や客室数の増加、人材育成などを進めていくと述べた。

(陳葦庭/編集:名切千絵)