東京・吉原に遊郭専門書店「カストリ書房」がオープンします / 他ではお目にかかれないようなレアな書籍が見つかるかも!?

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日本でもっとも有名な遊郭といえば「吉原」ですが、今の住所でいうと東京都台東区千束3丁目から4丁目にあたります。

まさにその一角に、2016年9月3日にオープンするのが遊郭専門書店「カストリ書房」。こちら、遊郭・赤線の遊里史を専門とした出版社である「カストリ出版」の直営店なのだそう。

もう立地、お店の名前、取り扱う書籍、どれもこれもディープきわまりない! どんな本屋さんなのか気になります。

【カストリ出版って?】

「カストリ書房」を運営する「カストリ出版」は、2014年の始動以来、遊里史の資料を専門に発掘および復刻を行っている出版社。

こちらでは、一般書店および古書店、国会図書館、各大学付属図書館にも所蔵がないような文献、また評価されることの少なかった遊里史の資料を専門にしていて、これまでに約15タイトルを復刻しています。

これまで大学関係者や遊里史研究家、愛好家などに向けてネット販売などを中心に販売してきたそうですが、このたび書店をオープン! お店に行けば実際に手にとって選ぶことができるようになるというわけです。

【どんなお店になる?】

お店の場所は旧遊廓・赤線の伏見通り。町内会長から紹介してもらったという店舗スペースは、かつて遊廓を経営されていた方のご子孫から借りることとなったものだそう。

残念ながら建物は当時のままではなく建て替えられたもの。20年ほど前まで小さな靴工場として利用されていた、7畳ほどのコンクリート敷きの土間を店舗にすべく、来月のオープンに向けて急ピッチで改装を進めているそうです。

狭い店内ではありますが、各分野の識者を招いてのトークイベントや書籍販売会なども予定しているとのこと。ただの書店に留まらない、体験・体感のできるハイブリッドな空間となりそうですね!

【日本の一文化を体感】

あまり明るみには出にくいものですが、日本の一文化として存在していた遊郭や赤線。その当時のリアルな資料を手に入れられる専門店は、他にはない独特な存在であり貴重といえます。

カストリという響きからも感じ取れる、大正や昭和のころの一種レトロで猥雑な雰囲気に触れてみたいという人には要注目な書店になりそうです。

【支援を募集中】

改装費用や運営費にあてるため、クラウドファンディング CAMPFIRE にて支援を募集しています。支援するとお店で使える、支援額と同額のギフトカードがもらえるそうです。ぜひこちらもチェックしてみてください。

参照元:カストリ出版 [お知らせ、CAMPFIRE]
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

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