(左から)『Re:ゼロから始める異世界生活』公開録音ステージに登場した高橋李依、水瀬いのり、村川梨衣

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 MF文庫Jによるファン感謝イベント「MF文庫J 夏の学園祭」。2012年以降、毎年行われているこのイベントが、今年は恵比寿のEBiS303に場所を移し、7月17日に開催された。

 今回は、MF文庫Jアニメの上映やイベントの模様を配信する48時間連続のニコニコ生放送も実施。さらにパワーアップを遂げた本イベントの会場の様子をレポートする。

 恵比寿会場はライブコーナーとトークコーナーの2部構成で、その幕を開けたのはテレビアニメ『ゼロの使い魔』シリーズのオープニングを担当してきたICHIKO。彼女は原作者である故・ヤマグチノボルに触れ、「『ICHIKOさんにはクジラの使い魔をどうぞ』と、ヤマグチ先生から言っていただけた」などの思い出話を交えつつ、同シリーズのオープニングテーマ4曲すべて歌唱した。

 昨年末の尾てい骨骨折による入院から復活した原田ひとみ、MF文庫Jによるラジオ番組『のぞみとかなのxxしようよ☆』から生まれたのぞみとかな(山本希望、優木かな)によるアクトを挟んで、展開されたのはMF文庫Jの最新アニメを表現するライブパフォーマンス。ギターを抱えて現れた西沢幸奏が『学戦都市アスタリスク』のオープニングテーマ2曲を勢いよく歌うと、それを引き継ぐように千菅春香は第2シーズンのエンディングテーマ『愛の詩-words of love -』を披露し、会場をダンスホールに変えてみせた。

 続くMYTH & ROIDのふたりは、歌声とギターで目下放送中の『Re:ゼロから始める異世界生活』の世界観を再現。そしてライブパートのトリとして現れた鈴木このみは、『This game』(『ノーゲーム・ノーライフ』オープニングテーマ)、『Absolute Soul』(『アブソリュート・デュオ』オープニングテーマ)で会場のテンションを高めたところで、『Re:ゼロから始める異世界生活』オープニングテーマ『Redo』をスタート。圧巻のステージングで、集ったアニメファンを熱狂させてコーナーの幕を下ろす。

 4作品5ステージで構成されたトークコーナーでは、各作品のメインキャラクターを演じた人気声優が続々と登場した。『Re:ゼロから始める異世界生活』は、メインキャラの声優陣が総出演のトークステージと、MCの高橋李依(エミリア役)にゲストの水瀬いのり(レム役)と村川梨衣(ラム役)を加えて届けられた公式ラジオの公開録音の2本立て。前者では場面写真1枚でのアニメの振り返り、後者では水瀬、村川の双子役らしからぬ絶妙な息の合わなさが爆笑を誘っていた。

 田丸篤志(天霧綾斗役)と加隈亜衣(ユリス=アレクシア・フォン・リースフェルト役)による「学戦都市アスタリスク〜電波星武祭〜 出張版」では、2期にわたるテレビアニメシリーズを終えてふたりの距離は少し縮まった様子。一方、「Radio『緋弾のアリアAyane Ai』復活ステージ!」では佐倉綾音(間宮 あかり役)と茅野愛衣(佐々木志乃役)が登場。ふたりは久々のラジオながら変わらぬ仲よしぶりでステージに隠されたクイズを次々にクリアしていった。

 松岡禎丞(空役)と茅野愛衣(白役)による「『ノーラジオ・ノーライフ』公開録音スペシャルステージ」は、『ノーゲーム・ノーライフ』の劇場版の制作決定というニュースから始まった。スタッフを装ってその一報を持ってきたサプライズゲストの日笠陽子(ステファニー・ドーラ役)を加えた3人は連想ゲームに挑戦すると、5問中4問で一致と好成績を残す。そしてラストは前日に誕生日を迎えた日笠をサプライズでお祝いへ。ふたりは「アニメでステフが着ていたから」ということで、ギリギリサイズのエプロンをプレゼント。暖かな雰囲気のなか、恵比寿会場のイベントはすべて終了した。

 ほかにもトークステージ間に行われたMF文庫J編集部からの発表では、『ゼロの使い魔』に関して、釘宮理恵が1冊分丸ごと朗読したAudible 1巻の配信や、最終22巻が2017年2月24日に発売することを発表された。また2017年も「MF文庫J 夏の学園祭」が開催されることが決定。MF文庫J設立から15周年という節目のため「いつもより豪華にする」そうで、MF文庫Jとアニメファンには続報を楽しみに待っていよう。

取材・文=はるのおと