リオがオリンピックで大いに盛り上がりっていた時、日本から来た大学生と中国の大学生が北京に集まり、学生交流団体フリーバードが主催するイベントに参加した。

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今年8月、多くの人たちが最も注目したのはオリンピックであるといっても過言ではないが、リオがオリンピックで大いに盛り上がりっていた時、日本の大学生と中国の大学生が北京に集まり、日中の学生交流団体フリーバード(freebird)が主催する、「オリンピックを通して垣間見える日中両国の国民性」をテーマとしたCHINATRIP2016のイベントに参加した。人民網が伝えた。

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10日間にわたる合宿イベントにおいて、日中両国の大学生が街角取材やアンケート調査、選手インタビューなどの形式で、自分の体験と結び付け、さらにオリンピックを切り口として、両国の国民の性格や特徴、感情についてディスカッションを行った。8月21日、今回のイベントに参加した日中の大学生はこの1週間でいろいろなことを学び、その経験を通して自分たちが感じたことを在中国日本大使館の職員と来場者の前で発表した。

●中国人は個性をはっきり出す 日本人は集団に溶け込む
発表会の中で、両国の大学生はみな、「中国人は個性をはっきり出し、日本人は集団主義に偏っている」と認識していることがわかった。大学生たちは、中国が実力を発揮するオリンピックの競技は、卓球、バドミントン、飛び板飛び込み、競泳、重量挙げ、射撃などの個人競技に集中しており、日本が実力を発揮するのは、野球、サッカー、ソフトボールなどの団体競技であることを指摘した。

これらの違いが生じる理由として、中国の人口が非常に多く、アスリートたちは激しい競争を強いられ、最も優秀な人材だけがテストに合格し、国家の代表となる選抜システムになっている。これにより中国のアスリートは自分を高めるための努力を続け、個人の力を強くする傾向がある。それに対して日本では、幼い頃から集団活動の中で運動技能を身に付ける。仲間や協力といったことが社会グループで生きていく上で重要なテーマとなる。さらに日本のアスリートの選抜システムは中国とは異なる。プロのチームに入るための重要な舞台としてよく知られている野球の甲子園大会を例にしてみると、大会に参加するチームは学校の野球部に所属しており、野球部のメンバーは団結や協力の考えを大切にし、チームの成績が良くなるように全員一丸となって練習に励む。このように集団の力が求められるのだ。

この合宿に参加した大学生たちによると、両国の国民性の違いはオリンピックの試合だけでなく、普段の生活の中にもしっかりと存在しているという。彼らはこの合宿期間中、中国人学生は個性がとても強く、自分の意見をはっきり言っていたが、それに対して日本人学生は集団の雰囲気を大切にし、他人の考えをかなり気にかけていたことに気づいた。これについて日中両国の大学生が分析したところ、教育環境の違いがこのような異なる考え方を生む大きな原因であるという結論に至った。

日本では、幼い頃から先生に現状に合わせていくように教え込まれ、さらに個性の強い学生は批判されるので、日本の学生は集団の中で他人と同じように振る舞い続けるようになる。一方中国では、先生は優れた学生を表彰し、学生に自分を主張していくことを奨励するので、中国の学生は個性がとても強くなり、自分の意見をはっきり言うのが得意になる。

●「小異を残して大同につく」「長所をとって短所を補う」「共に向上する」
日中両国の大学生は今回の発表会でこれらの言葉をよく口にしていた。彼らは、今回の活動を通して、他の国の人と交流する中で自分にはない考え方に遭遇したとしても、すぐに否定せずに理解するように心がければ、仲良く付き合っていくことができるという考えに至った。(提供/人民網日本語版・編集YK)