24日、ブラジル・リオデジャネイロ五輪に出場した韓国選手団が帰国しソウル・仁川国際空港で解団式と記者会見に臨んだ。これを報じた韓国メディアのうち、ハンギョレ新聞は特にこの時の選手の「配置」に注目し伝えている。写真はリオデジャネイロ五輪。

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2016年8月24日午前、ブラジル・リオデジャネイロ五輪に出場した韓国選手団が帰国しソウル・仁川国際空港で解団式と記者会見に臨んだ。これを報じた韓国メディアのうち、ハンギョレ新聞は特にこの時の選手の「配置」に注目し伝えている。

記事によると、金メダルを獲得した射撃のチン・ジョンオ選手とフェンシングのパク・サンヨン選手は1列目、銀メダルや銅メダルの選手は2列目、そして「ノーメダル」のカヌーや飛び込み、近代五種の選手らは3・4列目に座り、顔がよく見えない状態だったという。4位入賞の“韓国新体操の妖精”ソン・ヨンジェ選手は、メダル獲得はならなかったが「例外的」に2列目に着席した。記事は、この「メダルの色による席配置」について「解団式での様子からして偶然とは考えられない」と指摘する。

解団式の最初に行われた選手団総監督による成績報告では、冒頭アーチェリーやテコンドーなど金メダル獲得種目について成果が強調されたものの、その後はメダルを逃した「反省種目」が羅列された。続いた大韓体育会長も、「甘美な勝利に満足することなく、残念な敗北を教訓としてより大きな目標に向かって精進しましょう」と発言した。またこの後の会見で記者らは、金メダルを取った選手には「4年後の東京五輪でもメダルに挑戦するのか」と問い、他の選手には「悔しくないか」と尋ねた。記事はこの模様を「メダル至上主義は相変わらずだ」と表現した。

これについて韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられているが、「選手たちはみんな頑張ったのにむごいね」との声が多数の共感を集めている。また、「金メダリストを一番後ろにすることはさすがにできないだろうけど、種目別に並んで写真を撮るとかした方が良かった」「大韓体育会自ら人を差別している」などの声も。

また、メダルを期待され大会期間中メディアでも大きく取り上げられていたソン・ヨンジェ選手については、「メダルもないのになぜ2列目の真ん中にいるの?」「ソンさんは特別待遇なんだな」「顔がかわいければメダルがなくてもセンターで、それ以外は最後列?あんまりだ」と皮肉めいたコメントが目立つ。

一方、「金メダリストを最後列にはできないだろう。大韓体育会は大嫌いだが、これは文句を言うことじゃない」「いっそはっきり金銀銅の順にすればいい」「もともとこうでしょ。競争の世界は勝ってなんぼ」「ノーメダルの選手を1列目にしたら感動するのか?韓国でそれはあり得ない」と、記事の見方に否定的なコメントも寄せられた。(翻訳・編集/吉金)