『ゲストハウスガイド100 -Japan Hostel &Guesthouse Guide-』
著者・前田有佳利さんがセレクト!

夏休みということで、暑い日にちょっとでも心地良く過ごせるような、海や川など、水辺に近いラインナップにしてみました。またこれから始まる長期連休を意識して、行くのにちょっと時間がかかるローカル寄りの宿を多めに選んでいます。

【1】guest house MARUYA/静岡
立地:海に近い/本書カテゴリー:地域の発信拠点となる宿
ヨットの上にカモメがふわふわ。そんな海辺の温泉地・熱海にあるゲストハウスです。週末には「まち歩きツアー」という企画もあり、観光本には載っていないディープな熱海を体験することも。なかでも一番のオススメは朝食。300円でご飯とお味噌汁を注文して、おかずは向かいの老舗干物屋で好きなものを自己調達。それを商店街ど真ん中の宿軒先で、自分で焼いて食べるというスタイル!この不思議な体験、結構クセになります。

【2】亀時間/神奈川
立地:海に近い/本書カテゴリー:個性的なコンセプトのある宿
鎌倉時代に港町として栄えた材木座にあるゲストハウス。最寄りの鎌倉駅から、海沿いを走る江ノ電に乗って約25分で江ノ島に行くことだってできる、長閑な旅にモッテコイの場所にあります。屋号は、童話「モモ」に登場する、穏やかな時間を取り戻す象徴として描かれる“亀”に想いを重ねて付けられたそう。宿内をよく見ると亀の置物がちらほら。寺社仏閣も近いため、海と歴史を味わう、ゆったりとした夏を味わいたい人にオススメ。

【3】南知多ゲストハウスほどほど/名古屋
立地:海に近い/本書カテゴリー:交流重視のひとり旅
バイクやサイクリングが好きな人が思わず目指してしまう、知多半島の最南端の宿。伊勢湾に沈む夕日や、釣り人達の姿が見られる穏やかな漁師町です。仲の良いご夫婦が運営するこの宿では、毎晩一人一品持ち寄りの「シェアご飯会」を開催。獲れたての地魚やワタリガニなどを夕市で買って、茹でたり焼いたりするだけでも絶品料理の完成です。近くには海沿いの温泉(ちょっと海の味!)もあるので、ほどほどに泊まる時はぜひご一緒に。

【4】あわくら温泉 元湯/岡山
[ 立地:川に近い/本書カテゴリー:子連れ家族におすすめ ]
森林の町・西粟倉にあるカフェ&バー併設の温泉付きゲストハウス。透き通った川のそばにあります。コンセプトは“こどもの笑顔がまんなかにある大きな家”。ご夫婦が子育てをしながら運営しているため、子連れ家族に対する理解の深さが嬉しいところ。キッズルームや授乳室、子ども用の便座、ベビーベッドなども完備。こだわりの食事も美味しく、薪で炊いたご飯や地元食材を用いた創作料理、子ども向けのメニューまであります。

【5】宮島ゲストハウス鹿庭荘/広島
立地:海に近い/本書カテゴリー:1人の時間も大切に
世界遺産の厳島神社がある宮島。海に佇む朱色の大鳥居が有名なこの島にもゲストハウスが存在します。1階は広い共有リビングと水回り・2階は寝室、という具合に静と動の空間が分かれていて非常に快適。ゲストハウスに普段泊まらないタイプの女性ゲストにも好評です。島に入る前にワインを買って、夕暮れの鳥居を拝み、外食後は宿でゆったり飲んで、翌朝は早朝の島散歩を楽しむという流れがオススメ。宮島内は可愛い鹿もウロウロ。

【6】萩ゲストハウス ruco/山口
立地:川と海に近い/本書カテゴリー:地域の発信拠点となる宿
明治維新の志士達の生誕地としても有名な城下町。町の中には水路が縦横無尽に走り、海へと繋がっています。この町にあるrucoは、ガラス張りの玄関に2階から見下ろせる吹き抜けのリビングが特徴。宿内あちこち、焼き物や染め物など萩の伝統を用いたデザインがされています。宿の人に聞けば、新鮮な魚とお酒の美味しい地元の名店を教えてくれますよ。歴史ある伝統と町並みに触れ、心から胃袋まで満たしたい人にオススメ。

【7】自然菜食と田舎暮らしの古民家宿 空音遊/徳島
立地:川に近い/本書カテゴリー:交流重視のひとり旅
青く茂る山々にエメラルド色の渓谷。最寄り駅の大歩危駅に向かう車窓の景色さえも楽しめる大自然の宿です。夜は頭上に満天の星空が広がり、朝は遠くの山々にうっすら雲海が見えます。なんだか仙人の家に遊びにきたような感覚。さらに、ゲストハウスによくある素泊まりスタイルではなく、肉や魚を一切使用しない、絶品のマクロビ創作料理付き。心も体もデトックスしたい!そんな人にはこの夏、ぜひ訪れていただきたい宿です。

【8】なきじんゲストハウス結家/沖縄
立地:海に近い/本書カテゴリー:交流重視のひとり旅
スカイブルーの海、桜色や紫色の貝殻、うたた寝誘うハンモック…。夏休みらしさをトコトン満喫したい人には特にオススメ!各部屋から芝生越しに海が見え、BBQセットからボディボードまで借りることができます。希望をすればドラム缶風呂だって体験できちゃいます。毎日20時から「持ち寄りシェアパーティー」という手づくりの宴会を開催。一人だったはずの旅が、気付けば旅仲間に囲まれた、とっておきの旅になるかもしれませんね。

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『ゲストハウスガイド100 -Japan Hostel &Guesthouse Guide-』(前田有佳利:著)

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