関東大震災、昭和三陸沖地震、東南海地震、福井地震、阪神・淡路大震災、東日本大震災、そして熊本地震と、1900年以降の日本は数えきれないほど多くの震災を経験している。そしてこれからも日本人は地震とともに生活していく必要があることを理解している。(イメージ写真提供:123RF)

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 関東大震災、昭和三陸沖地震、東南海地震、福井地震、阪神・淡路大震災、東日本大震災、そして熊本地震と、1900年以降の日本は数えきれないほど多くの震災を経験している。そしてこれからも日本人は地震とともに生活していく必要があることを理解している。

 こうした日本人の防災・減災意識の高さは日本各地にある防災教育センターの存在にはっきり反映されていると言えよう。中国メディアの中国僑網はこのほど、池袋にある防災教育センターである池袋防災館を訪れて防災教育を受ける外国人が増加していると紹介、その中には中国人も含まれていると伝えている。

 記事は2015年に池袋防災館を訪れた外国人の数は参観者全体の20%以上を占めたことを伝えつつ、前年より外国人の数が増えていることを紹介。さらに日本留学中の友人から池袋防災館を訪れるよう勧められたという中国人旅行客のコメントとして、「日本は地震が多く、日本人はとても強い防災意識を有している。自分はこれまでこのような施設を見たことがない」と伝えた。

 2015年に池袋防災館を訪れた参観者全体の20%以上が外国人であるというのは、非常に大きな割合だという印象を受ける。記事によれば、外国人のなかには韓国、中国、香港、台湾、タイ、インドネシアや欧州の人が含まれているが、中国には一度も地震を経験したことのない人は数多くいるのは事実だ。

 地震を経験したことのない外国人にとって、日本の防災教育センターが提供する防災教育は自分の命を守るための非常に貴重な備えと感じるのかもしれない。防災や減災に対する日本の経験や知識は、国籍や人種の違いを超えて共有されるべき貴重な知恵と言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)