いつまでも健康な身体で生活を楽しみたいという願いは、どの国の人にも共通のものだ。そして交通手段が発達し、インターネットを通じて簡単に情報を入手できるようになった現代において、中国では他国の優れた医療サービスを受ける「医療観光」を選択する人が増えているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 いつまでも健康な身体で生活を楽しみたいという願いは、どの国の人にも共通のものだ。そして交通手段が発達し、インターネットを通じて簡単に情報を入手できるようになった現代において、中国では他国の優れた医療サービスを受ける「医療観光」を選択する人が増えているようだ。

 「医療観光」で問題となるのは医療費だ。優れた医療が存在する国は往々にして先進国であり、経済成長を遂げたとは言え、中国の人びとが日本の医療を受けるのは金銭的に多くの困難が伴う。中国メディアの捜狐は19日、日本のがん治療に関する技術水準は世界でトップレベルであると伝え、日本でがん治療を望む中国人のために必要な大まかな費用を説明している。

 記事は「日本の病院の医療費は中国国内の医療費の大体2倍である」と説明。さらに先進医療の場合、「日本で陽子線治療を受ける場合は約25万元(約377万円)必要である」、「日本での免疫療法は約2万元(約30万円)」、「日本での問診費用は約500-1000元(約7500円-1万5000円)」と説明した。

 また、日本にはがん治療に優れ、国際的に知られている病院が複数あることを紹介し、「日本は世界で最も早く陽子線治療技術に取り組んだ国家の一つであると指摘、がん治療における日本の技術を高く評価した。

 日本でがん治療を行う場合の費用は中国の約2倍だと記事は説明しており、中国の富裕層以外の人びとにとって日本への医療観光は手の届かないものと言えるかもしれない。中国経済は急速に発展したが、その代償なのか近年の中国ではがん患者が急増している。中国国民の福祉に計り知れない価値をもたらす医療技術を進歩させることは、中国にとって依然として大きな課題だといえる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)