1.2Lの直列4気筒DOHC直噴ターボに、デュアルクラッチトランスミッションである6速のEDC(エフィシェント デュアル クラッチ)が組み合わされた「ルノー カングー ゼン(EDC)」。

これからのカングーの主力モデルとして期待されているグレードです。

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現在のルノーのラインアップの中では、Bセグメントのルーテシアが最量販モデルとなっています。しかし、アイコンとしての存在感はカングーの方が上でしょう。

ルノー ジャポン広報グループの佐藤 渉氏にそのオーナー像をうかがうと「ファミリー層が多いのは間違いないですが、非常に幅広い層の方々にお乗りいただいている」とのこと。

日本のミニバンに飽き足らないファミリー層が多そうなのは想像できる一方で、独身の方からディンクスまで多様なライフスタイルをもつ人たちに支持されている理由のひとつは、ずばりデザインだそうです。

見ているだけで、なんだか「楽しそう」という雰囲気が伝わってくるカングーという評価なのでしょうか。

最新モデルでは、光沢のあるブラックグリルバーにルノーの「ロザンジュ」エンブレムを配置し、引き締まった顔つきになっているほか、現時点で写真の「ジョン アグリュム」、「ブルー コスモスメタリック」、「ブラン ミネラル」、「マロン ショコラメタリック」など全7色を設定。

写真の「ゼン EDC」は、6Mのゼンとほぼ同様の装備(EDCはアイドリングストップが未設定)となっていて、プライバシーガラスやフラットワイパーブレード、3トーンファブリックシート、可倒式助手席、レザーステアリング、スピードリミッター&クルーズコントロール、ECOモード、フルオートエアコンなどが標準装備されています。

なお、写真のナビ、リヤモニターはディーラーオプションです。

ほかにも、カングーならではの魅力である広大なキャビンとラゲッジ、豊富で大きなポケッテリアなど使い勝手の良さは同グレードも同様で、各ユーザーの多様な用途に応じてくれるはず。

2列シート車ですが、4人家族までならどんな使い方にも応えてくれそうなルノー カングー。秀逸なシートや心地よい走りなど一度試乗してみる価値はありますし、ハマってしまう不思議な魅力に満ちています。

(文/写真 塚田勝弘)

「デザイン」で指名される希有なワゴン!? ─ ルノー「カングー ゼン」画像ギャラリー(http://clicccar.com/2016/08/24/393986/)