ほんのりピンク色の状態で提供されるヒレ肉

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田園調布にとんかつ店「肉のすわ」が8月4日オープン。肉問屋直営の強みを活かし、直接生産農家から仕入れる希少種の豚肉などを取りそろえる。

【写真を見る】じっくりと時間をかけて揚げられるロース肉は、口の中に入れると肉の旨味が広がる

■ 肉問屋ならではの品質

自慢のとんかつは、肉のことを熟知する肉問屋ならではのこだわりが光る。ロース肉は肉と脂の旨味の両方を堪能できるよう厚切りにカットし、ヒレ肉は部位の中心でもっとも肉質のよい「シャトーブリアン」を使用する。

名水の多い群馬県の高橋養豚場で育てられた「嬉嬉豚(R)」を使った「嬉嬉豚 特上ロースかつ定食(リブロース250g)」(1850円)は、濃厚な肉の旨味と脂身のコクを存分に楽しめる一品。また、1週間に3頭から4頭しか市場に出回らない「佐渡島黒豚」を使った、「佐渡島黒豚 ヒレかつ定食(120g)」(1830円)の柔らかくジューシーなヒレかつも見逃せない。

ランチタイムには、10食限定の「ランチプレート」(2500円)が用意されており、4種のとんかつ盛り合わせを食べ比べることもできる。

また、肉の旨味をより高めるため、パン粉は試行錯誤して開発したものを使い、揚げ油は香りとコクを出すために自社工場製のラードをブレンドするなどの工夫がされている。

「希少種の豚肉を使用したとんかつや、高級ブランド牛の松阪牛を牛かつにするなど、肉問屋であり肉のスペシャリストだからこそおいしいと思ったお肉をご用意しております。そして、生産者の思いも一緒にお客様にお届けしたいと考えて日々精進してまいります」(料理長の渡辺さん)。

ハイソな街・田園調布に誕生した、肉のプロが手掛けるとんかつ店に訪れてみては。【東京ウォーカー/和田麻里】