中国で販売されている中国製品には数多くの「パクリ」商品があるというのは外国人だけでなく中国人も認めてるところだ。スマートフォンのようなハイテク機器から高級ファッションブランドのバッグ、靴、服にいたるまで、日本国内ではなかなか見ることのないような偽物も中国では数多く流通しているのが現実だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国で販売されている中国製品には数多くの「パクリ」商品があるというのは外国人だけでなく中国人も認めてるところだ。スマートフォンのようなハイテク機器から高級ファッションブランドのバッグ、靴、服にいたるまで、日本国内ではなかなか見ることのないような偽物も中国では数多く流通しているのが現実だ。

 中国は「ニセモノ大国」、「パクリ大国」と言えるが、中国メディアの新浪はこのほど、中国ほどではないにしても日本も「パクリ大国」であると主張、その事例を紹介している。

 記事は「パクリ」だと主張する日本の商品として、米国で1941年に発売されたチョコレートとそっくりな商品が日本に存在することや、iPhoneにそっくりなスマホが存在すること、さらに冷蔵庫や自動車など日本製造業の黎明期には他社の模倣が存在していたことなどを指摘し、「日本も歴史あるパクリ大国である」と主張した。

 日本製造業の黎明期に模倣があったのは事実だろう。だが法整備が追いついていない時代であり、近年は他社の知的財産権を侵害するような模倣はほとんど行われていないはずだ。パロディやオマージュは今も存在するが、それは明らかにパロディであることが分かるようになっており、他社の利益を損ねないような工夫がなされている。

 中国の模倣品や海賊品は世界中に輸出され、正当な権利を持つ企業や団体の利益をそこなている。知的財産権に関する認識や権利保護の意識が希薄な中国だが、模倣品や海賊品は撲滅するためには中国が知的財産権について理解し、どこまでがパロディとして扱われるのか、どこからが権利侵害なのかを理解することが必要不可欠だと言える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)