格安SIMが台頭しサービスが充実してきたが、これに負けじと、大手通信会社も格安なスマートフォンの料金プランを打ち出すようになってきた。しかし、新たに用意された格安な料金プランは、ユーザーに支持されているのであろうか?

スマートフォンに切り替えてから月々の料金がはね上がり頭を悩ませている人が多いこともあり、料金プランに対する目は厳しくなっているのは実情だ。そこでジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」にて、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『スマートフォンの新しい料金プランに関する実態調査』を行なった。

スマートフォンの新しい料金プランに関する実態調査

■格安SIMに興味を持たない理由1位は、「やはり大手キャリアを信頼」

格安SIMに興味を持たないと答えた人にその理由を聞いたところ、「大手キャリアのほうがなんとなく信頼性がある」と回答した人が46.6%で最も多く、次いで「通信速度や通話品質に不安がある」が39.5%、「移行や手続きが面倒くさそう」が38.1%となった。

スマートフォンの新しい料金プランに関する実態調査

■8割以上が、2年縛りはないが追加料金が必要な「新プランに納得がいかない」

月々の料金に数百円を追加することで、2年契約満了後は契約解除料なしで解約できる新料金プランを知っている人のうち、「契約解除料の代わりに、追加料金を支払わなければならないのは納得できない」という人は81.5%となった。

■新「低価格プラン」は、7割以上が「自分には意味がない」

新しく発表された、データ通信量が1GBまでなどの制限がある代わりに月額料金が安くなる「低価格プラン」を知っている人のうち、73.0%の人が「一部の人しか低価格の恩恵が受けられないようなプランはあまり意味がない」と回答した。

■長期契約でのポイント還元は、4人中3人が「対象期間が長いわりに、魅力がない」

複数年に渡って長期契約することでポイント還元などのメリットを受けられる新しい料金プランを認知している人のうち、「長期契約の対象期間のわりに、還元されるポイントなどが少なく魅力を感じられない」という人は74.6%となった。

■3人中1人が、店頭窓口で、「用件によって対応が異なる」と回答

直近1年以内に店頭窓口利用した人のうち、33.2%が「契約か解約かなどの内容によって対応が異なるように感じたことがある」と回答した。

今回の調査を見ると、ここ最近打ち出されているスマートフォンの格安料金プランは、多くの人たちから支持を得られていないようだ。スマートフォン料金のプランは以前から、体系が複雑でわかりにくいと言われてきただけに、通信会社はユーザーに対し、シンプルでわかりやすく、そして安く上がる料金体系を提示できないと、今後はなかなか理解が得られないのかもしれない。

【調査概要】
調査期間:2016年6月17日(金)〜20日(月)
調査対象:スマートフォンを所有する20〜60代の男女1077名

文/編集部