息子に「ピッチャー交代」を告げる、監督でもある父の言葉が心に響く

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ピンチを迎えたピッチャーが背負うプレッシャーは、察するに余りある。

先日行われたリトルリーグ・ワールドシリーズの試合でも、米北西部代表のオレゴン州のチームが、ヨーロッパ代表のイタリア相手に、ピンチを迎えていた。

フォアボール出しピッチャー交代

オレゴンチームのピッチャー、イザヤ君はフォアボールでランナーを出してしまった。

USA TODAYが伝えるところによると、イザヤ君のこの日のピッチングは決して悪くなく、相手チームを0点に抑えていた。

しかしここで、イザヤ君の父親でもあるジョエル・ジェンセン監督がマウンドに向かう。

espn/Instagram

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試合中監督がマウンドにやって来るのは、ピッチャーにとっては歓迎すべきものではない。交代を告げに来たに違いないのだ。

「どんなに愛しているか伝えたくて…」

事実そのとおりであった。しかし、ただピッチャー交代を告げるのではなく、監督の言葉は思いやりと愛情に満ちたものだった。

マウンドにのぼり、息子に声をかけるジェンセン監督。

espn/Instagram

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父は開口一番、「どれだけ君を愛しているか伝えようと思って」という言葉を口にした。

そして息子に優しく語りかけた。「父親としてもプレーヤーとしても愛しているよ。次が最後のバッターだ。いいね?元気を出して、楽しむだんよ。さあ、頑張って」と。

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同じ「ピッチャー交代」を告げるにも、ここまで思いやり深い言い方があるだろうか。

役目果たし、チームも勝利

父、そして監督の言葉に力強く頷き、気合を入れ直したようにも見えるイザヤ君。

見事次のバッターをアウトにし、リリーフにボールを譲ったそうだ。またチームも勝利したという。

くだんのシーンを映した動画がインスタグラムにアップされ、

espnさん(@espn)が投稿した動画 -

再生回数は300万回に迫っている。

「すべてのチームがこうだといいのに」「素敵なシーン」「最高の父と息子だと思う」など、称賛の声が続出しているのは言うまでもない。