日本では家電リサイクル法をはじめ、廃棄物やゴミの分別から回収にいたるまで、資源の有効利用を推進するための法律が整備されている。ゴミのリサイクルが徹底して行われていない中国からすれば、日本で厳格に実施されている制度は驚きの対象のようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本では家電リサイクル法をはじめ、廃棄物やゴミの分別から回収にいたるまで、資源の有効利用を推進するための法律が整備されている。ゴミのリサイクルが徹底して行われていない中国からすれば、日本で厳格に実施されている制度は驚きの対象のようだ。

 中国メディアの環衛科技網はこのほど、東京は世界でもっとも清潔な都市の1つであると称賛する一方、「その清潔さは代償なくして生まれるものではない」と指摘、清潔さを保つための取り組みが存在することを伝えている。

 記事は、首都圏には3000万人を超える人口と数多くの自動車が存在することを紹介する一方、それでも東京の空気は中国のように汚染されておらず、街は静かであると紹介、「日本経済の中心地である東京はいかにして経済活動と人びとの暮らし、そして良好な環境を同時に成立させているのか」と疑問を呈した。

 続けて、東京が清潔に保たれている背後には「ゴミの処理とリサイクル」が厳格に行われていることを紹介、「ゴミの分類は日本が世界でもっとも厳格なのではないか」と伝えつつ、燃えるゴミと燃えないゴミ、資源ゴミに大別されたうえで、さらに細かい分類が行われていることに驚きを示した。

 記事は「ゴミを減らし、リサイクルを行うということは資源の節約のみならず、埋め立てや焼却による環境汚染を減らすことにもつながる」と指摘し、日本のゴミ回収やリサイクルの制度が成功したのは「日本のすべての人が自分のゴミに責任を持ち、環境を守るための意識を持つことができたこと」にあると指摘した。

 日本を訪れる中国人旅行客の多くは、日本の清潔さに驚くと同時に日本の街中にゴミ箱が見当たらないことに驚く。これに対し、「都市の清潔度合いはゴミ箱の数や清掃員の数で決まるわけではない」と指摘し、その国や都市に住む人びと全体の民度のレベルによって決まるのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)