妊娠検査薬が陰性でも妊娠の可能性がある5つの理由|生理が遅れた原因
市販の妊娠検査薬はとても正確。なかには、精度が99%と言われるものまで。ただ、検査結果が陰性でも妊娠していることがあるというのも事実。その理由をまとめました。

検査薬の精度が高くても、意外な盲点が!
妊娠を待ち望んでいる人にとって、妊娠検査薬の結果は重大。その検査薬の正確性は十分でも、人為的ミスなどによって正しい判定ができないという意外な盲点があります。まずは「また陰性……」と落ち込むことなく、検査のやり方を見直してみましょう。ただ、妊娠していた場合はもちろん、生理がこない理由は病気や異常妊娠の可能性も含んでいるので、気になる場合はすぐに婦人科を受診してください。

理由1
妊娠検査薬を使うタイミングが早すぎた! または遅すぎた!

一般に市販されている妊娠検査薬は、生理予定日の一週間後が使用するタイミングです。妊娠検査薬は、妊娠すると分泌されるホルモンhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の濃度が50mlU/ml以上あるかどうかで妊娠の有無を判定するので、タイミングがはやすぎるとホルモンの分泌が十分でなく、陰性と出る場合も。1週間後に、まだ生理がきてなければ再検査を行いましょう。

はやく知りたい場合は、hCG濃度が25mlU/mlから判定できる早期妊娠検査薬を使いましょう。メーカーによって異なりますが、生理予定日6日前から生理当日に使うことができます。

また、妊娠検査薬にはhCGに反応できる濃度の上限があります。妊娠10週頃のhCGの分泌量がピークの時期に使用すると、妊娠していても陰性となる可能性があります。婦人科で検査を行ってください。

理由2
尿をかける量が不足、または尿が薄かった!

妊娠検査薬は、検査薬の先に尿を数秒かけて判定を待ちます。そのとき、尿をかける量が少なすぎると正しく判定できず陰性になることが。また、水分をたくさんとった後の尿は薄いため、陰性になる場合も。検査は、朝一番の尿で検査をするのがおすすめです。改めて新しい妊娠検査薬で再検査を行いましょう。

理由3
双子または多胎児妊娠だった!

双子や多胎児を妊娠した場合、単胎児よりもhCGの分泌が多いため、妊娠検査薬では陰性とでることがあります。婦人科で妊娠検査を受けましょう。

理由4
排卵日が遅くなっていた!

生理周期が安定していても、ちょっとしたストレスで排卵日が遅れ、その影響で生理予定日も後ろにずれていた可能性があります。そのため、自分で「生理予定日1週間後」と認識していても、それがまだ「生理予定日」だった可能性が。よって、妊娠検査薬を使った日がはやすぎるため、陰性の判定があらわれたのかもしれません。1週間後にまだ生理がきていなければ、再検査をしてみましょう。

理由5
異常妊娠や胎児異常だった!

子宮外妊娠などの異常妊娠や、胎内脂肪、稽留(けいりゅう)流産などといった胎児異常、胞状奇胎などにより大量のhCGが分泌された場合、予定した生理がないときでも、結果が陰性となることがあります。気になる症状があれば、すぐ婦人科を受診してください。
何度も使っている人ほど基本を見直して
「検査薬の判定が正しくなかった」という人の中には、使用期限切れだったり、スティックが熱にあたってしまい反応しにくくなっていたというミスも報告されています。保管場所に気をつけるほか、検査の際は、手に持って逆さにしたり、スティックを振ったりしないように気をつけましょう。必ず使用上の注意事項をよく読み、正しい手順で、再検査を行ってください。