23日、EU離脱後、英国が倣うべき手本は韓国だとの指摘が英国のジャーナリストから上がった。写真はソウル。

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2016年8月23日、韓国・聯合ニュースなどによると、欧州連合(EU)離脱後、英国が倣うべきロールモデル(手本)は韓国だとの指摘が英国内で上がった。EU離脱決定以降、英国ではスイスやノルウェーなどの経済モデルを参考にすべきとの意見が多く出されており、韓国を手本に挙げた指摘は初だという。

英国のジャーナリスト、クリスチャン・スパリアー氏は22日(日本時間)、英紙ガーディアンに寄せたコラムで「韓国は天然資源が少なく大規模な貿易共同体にも加入していないが経済は堅固だ」とし、「EU離脱以後、英国が追求すべき完璧なロールモデル」だと指摘した。

スパリアー氏は特に、英国の政治家が重視する「クリエーティブなソフトパワー」を韓国の特長として挙げ、K−POPや韓流ドラマが海外で人気を得ているほか、韓国のサムスン電子がグローバル企業で唯一米アップル社に対抗できるほどに技術基盤を確立したと評価した。また韓国が経済的な成功を収めた理由として、教育と技術発展への大規模投資と、一連の2国間自由貿易協定(FTA)の締結を挙げた。

報道を受け、韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられているが、スパリアー氏の指摘を素直に受け止める声は少なく、「どうしようもない韓国の状況をよく知らないみたいだ」「比較対象が見つからずに“ヘル朝鮮”を挙げるなんてあきれた」などのコメントが多数の共感を集めている。

他にも、「韓国みたいにしたら英国では民衆の反乱が起こるよ。ここは国民を犬や豚とみる国だからね」「一度韓国に住んでみて考えた方がいい」「“ヘル英国”を見ることになる」「心にもないことを言うな」「指標だけを見てふざけたことを言っている」など否定的なコメントが並んだ。

一方、「弊害は大きいが、韓国の発展性が見事なのは事実」「外から見たら韓国は先端科学の優れた国なんだよ」「確かにすごい国ではある。運営がめちゃくちゃでも国がちゃんと回っているところを見ると、能力ある人間の国だと分かる」など皮肉を込めながらも肯定的なコメントも一部寄せられた。(翻訳・編集/吉金)