日産を、いや日本を代表するMクラス・ミニバン「セレナ」がフルモデルチェンジをしました。同社における最新のデザインランゲージである『Vモーション』を大胆に採用したフロントマスクと、セレナの伝統を感じさせるサイドビューの融合は明らかな進化を示します。

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ところで、新型セレナのトピックスといえば、同一車線における自動運転技術『プロパイロット』でしょう。その機能は、セーフティパックBという 24万3000円(消費税込)のセットオプションに含まれています。

そして、セーフティパックBはプロパイロット以外にも注目の新テクノロジーが満載です。

●セーフティパックBセット内容
○SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステム〈前席〉
○踏み間違い衝突防止アシスト
○インテリジェントパーキングアシスト
○進入禁止標識検知
○アラウンドビューモニター(MOD〔移動物 検知〕機能付)
○ふらつき警報
○フロント&バックソナー
○スマート・ルームミラー
○電動パーキングブレーキ
○オートブレーキホールド
○プロパイロット
○LDP(車線逸脱防止支援システム)
○ヒーター付ドアミラー
○ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、プロパイロット、オーディオ)

じつは、自動運転技術「プロパイロット」は、ステアリングアシストと先行車追従クルーズコントロールを合わせたもので、従来技術の進化版ともいえます。そして、セーフティパックBの中で進化を大いに感じるのは「プロパイロット」だけではありません。「スマート・ルームミラー」も大進化を遂げています。

テールゲートに埋め込まれたカメラの映像をルームミラーに映し出すという「スマート・ルームミラー」は、サードシートにフル乗車しているときや荷物を満載している際に、損なわれがちな後方視界を確保してくれる技術で、先代セレナをはじめ日産の各車にディーラーオプションとして用意されていました。

しかし、新型セレナに採用された「スマート・ルームミラー」は従来のものとは大きく異なります。

最大のポイントはカメラからモニターへの伝送方法をデジタル方式としたこと。さらにダイナミックレンジを拡大(70dB→100dB)、フレームレートの増大(30fps→60fps)に加え、HDRを採用しています。

これにより、あらゆるシーンでクリアで応答遅れを感じない映像をミラーに映し出すことの成功しています。実際に目にしてみれば、そのクリアさに驚くことでしょう。

また、ミラー下部のレバーで、通常の鏡に切り替えることもできるので、万が一の故障時の心配もありませんし、車内の様子を見たいというニーズにも対応してくれます。

(写真:冨士井明史 文:山本晋也)

プロパイロットだけじゃない! 新型日産セレナは「スマート・ルームミラー」も大進化していた!(http://clicccar.com/2016/08/24/394626/)