シミやクマ、ニキビ跡など、できればなかったことにしたい肌トラブルを、手っ取り早く隠してくれるコンシーラー。
「カバー用ファンデーション」「部分用ファンデーション」とも呼ばれる心強いアイテムですが、使っているのに肌トラブルを上手に隠せないという方も少なからずいるようです。
ひと口にコンシーラーといっても、チップでとってつける固形の練りタイプ、口紅のような形のスティックタイプ、液状の筆ペンタイプやチューブタイプ、アイライナーのような鉛筆型のペンシルタイプなど、固さと形状に違いがあります。
一般的には、テクスチャーが固くなればなるほど、肌への密着度もカバー力も高くなります。

コンシーラーの使い方、種類によって全然違うんです!

形も色も豊富にあるコンシーラーを上手に使うために最も大切なのは、使用するコンシーラーのタイプが、つける部分にしっかりフィットするものかどうか、見極めること。
コンシーラーというと、フィット感よりカバー力を優先してしまいがちですが、その選択が隠したい肌の悩みをより際立たせてしまうこともあるので、注意が必要です。

たとえば、目の下のクマがいつもより目立つからといって、目元にカバー力の高い練りタイプのコンシーラーをつけたとしましょう。
目元のように皮膚の動きの激しいところは、化粧ヨレができやすい部分です。固めのコンシーラーはヨレやすいので、簡単に化粧ヨレを起こし、クマの線をくっきりと浮かび上がらせてしまいます。
これでは、余計にクマを目立たせることになってしまうのです。

<動きが多い部分> 
目元や口元など、動きがある部分には柔らかいものを選びます。
硬いものは、ヨレたときの崩れが激しく、シワが目立ちやすいのが欠点です。
中身:リキッドタイプ 
形状:筆ペン型、ボトル型、チューブ型

動きの多い場所は、リキッドタイプを。

<動きの少ない部分>
頬のように皮膚の動きの少なくシミなどの色ムラができやすい部分には、固めでしっかり密着しカバー力が高いものを選びます。
柔らかいものだと、色がほんのり透けて見えてしまったり、汗や皮脂で流れてしまうこともあります。
中身:固形や練りタイプ
形状:スティック型、コンパクト型(金皿に入っているタイプ)、鉛筆型
※特に、小さなシミやニキビ跡などをピンポイントで隠したいときには、硬度の高いペンシルタイプがうってつけです。

動きの少ない場所は固形・練りタイプで。

コンシーラーは実は容器や形状を見るだけで、ある程度のカバー力がわかってしまうのです。
つける部分、肌悩みに合わせてテクスチャーやタイプを選び、使っていきましょう。

参照 すっぴんも、メイク後もキレイな人の習慣-効果が9割変わる「化粧品」の使い方-小西-さやか

■プロフィール

オフィス美容の賢人 小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行っている。
最新著書「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」が2014年1月17日発売。
可愛くなりたいと頑張る女子こそハマってる!?コスメに関する意外な「勘違い」を一問一答形式で解説します!

「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」 http://www.amazon.co.jp/dp/493828054X/

小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/

2014年5月開催「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/