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富士通は8月23日、企業の既存顧客とのエンゲージメント強化に向け、自社システムに蓄積したデータを活用したいとのニーズの高まりを受け、社内外の様々なデータを統合・分析し、効果的なプロモーションを実現する「DMP(Data Management Platform)インテグレーションサービス」の販売を開始すると発表した。

同サービスは、企業が保有する顧客情報などの多種多様な基幹データを統合管理するデータベース層と、それらのデータとサービスプロバイダーがもつインターネットでの検索・閲覧などのアクセスデータを結び付け、一人ひとりの購買・行動履歴に基づいた最適なプロモーションを実現するデータ統合・分析・活用基盤を提供し、各種チャネルとの連携を行うもの。

同サービスを利用することで、企業サイトでのパーソナライズ表示やECサイトでの高精度なレコメンド、適切なタイミングでのキャンペーンメール発信、ディスプレイ広告の効率化など、従来は人手と時間をかけて実行していた細かなプロモーション活動を自律的に行えるようになり、企業の既存顧客とのさらなるエンゲージメント強化に加え、ビジネス拡大に向けた見込み顧客の獲得に貢献するとしている。

同サービス提供に先駆け、同社のパソコンショッピングサイト「WEB MART」のディスプレイ広告配信において実証実験を実施。

具体的には、2015年10月から2015年12月にかけて、「WEB MART」や個人向けポータルサイト「MyCloud」の会員情報および製品サイト「FMWORLD」のアクセス者情報など数百万人の顧客データを対象に、Supershipが保有する数千万人規模のオーディエンスデータをマッチングさせて分析を実施したところ、一人ひとりの購買・行動履歴に基づいて最適化されたセグメントに対して、より効果の高いと想定されるディスプレイ広告を集中的に出稿することでき、CPA(Cost Per Action)値を従来の約3分の1に削減という結果を得られたという。

同社は現在、BtoB向けのマーケティング業務でも「DMPインテグレーションサービス」を活用した実証を行っており、それらを含め、社内での実践をリファレンス化し、顧客にオファリングとして提案していくとしている。

(Aries)