わんこそばの名店「直利庵」の隠れ人気メニュー。野菜たっぷりの爽やかな冷やしそば

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うだるような暑さが続き、つい食欲も落ちがちな夏。盛岡市の中心部にあるそば店「直利庵」(ちょくりあん)では、野菜がたっぷり摂れて体の中から元気になれる「つめたい野菜そば」が話題です。もちろん、岩手の名物グルメ「わんこそば」も楽しむことができますよ。

明治時代から続く、盛岡の老舗そば店

JR盛岡駅から、盛岡都心循環バス「でんでんむし」左回りで約12分、バス停「盛岡バスセンター」で下車し徒歩すぐ。大通りから細い路地へ入ると、大きく「直利庵」と書かれた白い看板と、純和風のたたずまいが目に留まります。

こちらは1884(明治17)年創業の、盛岡を代表する老舗そば店。地元客から観光客まで、ひっきりなしにお客さんが訪れる人気店です。1階にはテーブル席が並び、定番から季節限定まで20種類以上あるそばメニューを味わえます。2階の座敷席では、給仕さんがひと口分のそばを次々お椀へ入れてくれる岩手名物「わんこそば」を楽しむことができます。

暑い日に食べたい!野菜たっぷりのヘルシー冷やしそば

夏のおすすめは「つめたい野菜そば」。そばの上にスライスオニオンを敷き、にんじん、ピーマン、かつおぶしをこんもり乗せた、目にも鮮やかな一品です。味付けにはそばつゆのほか、サラダオイル、酢、こしょうを和えた自家製洋風ドレッシングを効かせています。

しっかり混ぜ、ドレッシングを野菜とそばにからめていただきましょう。すべて手作業で細切りする野菜は、シャキシャキした食感がここちよく、サラダ感覚で食べることができ満足感たっぷり。そばは細めのさらりとした口当たりで、つるつるとのどを通ります。

岩手名物「わんこそば」にもチャレンジできます

一度は挑戦してみたい岩手グルメ「わんこそば」。もともとはお祝いの席で、お客さんが満足するまでそばを振る舞ったという南部地方の伝統に由来しています。茹でたてのそばをひと口ずつ、多彩な薬味と合わせて楽しめる、おもてなしの心に満ちた郷土料理です。

備え付けの前掛けをし、始めの1杯を食べたらスタート。着物姿の給仕さんが隣に立ち、どんどんお椀にそばを入れてくれます。「はい、じゃんじゃん」「はい、まだまだ」というリズミカルな掛け声につられ、つい食べ過ぎてしまうのも、わんこそばの醍醐味です。

そばの味わいを引き立てる薬味は、ねぎやのり、もみじおろしなど定番のほか、筋子、鯛の酢締め、なめこおろし、茎わかめなどバラエティ豊富。筋子で甘みとコクをプラスしたり、あっさりしたお刺身で箸休めしたりしながら、好みの組み合わせを見つけてみてくださいね。

給仕さんがそばを入れる前にお椀のふたを閉めたら、ごちそうさまの合図。女性は30〜40杯ほど食べる人が多いそう。家族や友人と一緒に、にぎやかに楽しむのがおすすめです。

ノスタルジックな街並みが印象的な城下町・盛岡で、長く愛され続けるそば店「直利庵」。観光で訪れた際には、清涼感あふれる夏メニューや、ご当地メニューを味わってみてはいかが?

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