熱い戦いが繰り広げられたリオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)が閉幕した。今大会では各種目で日本の躍進と快挙が目立ち、メダルの獲得数は過去最多となった。卓球では男子シングルスで銅メダル、団体でも銀メダルを獲得し、福原愛選手率いる女子団体はシンガポールを3−1で下し、見事に銅メダルを獲得した。(イメージ写真提供:123RF)

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 熱い戦いが繰り広げられたリオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)が閉幕した。今大会では各種目で日本の躍進と快挙が目立ち、メダルの獲得数は過去最多となった。卓球では男子シングルスで銅メダル、団体でも銀メダルを獲得し、福原愛選手率いる女子団体はシンガポールを3-1で下し、見事に銅メダルを獲得した。

 日本国内では代表団の躍進に歓喜の声があがったが、その一方では卓球がお家芸の中国は危機感を感じているようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、日本の卓球男子を「狼」にたとえたうえで、中国にとって最強のライバルが出現したと主張した。

 記事が特に注目したのは、卓球男子の水谷隼選手だ。リオ五輪の卓球で「唯一、中国の主力選手に勝った」人物として紹介。過去12戦全敗の許〓を初めて破り、喜びを爆発させる様子は、日中ともにネットやメディアで大きく取り上げられたが、この一幕は中国選手らに衝撃を与えたという。ここまで「中国の卓球」が追い詰められたことはかつてなく、「とうとう狼が来た」実感を与えたというのだ。(〓は日へんに「斤」)

 追われるものの恐怖は計り知れない。圧倒的な強さを誇り、万が一にも金を取り損ねることがあってはならない中国卓球界にとって、団体戦で1セットを取られることは想像以上のダメージとなったという。

 世界ランキング1位の馬龍選手と水谷選手の準決勝戦は見事だった。水谷選手は4-2で敗れはしたものの、水谷選手の見せた不利な状況からの立て直しは目を見張るものがあり、記事はその「非常に強い反撃力」を手放しで絶賛。「馬龍から2セットも奪える選手は世界でもまれ」と驚きを見せた。

 中国卓球男子が、数年前から「中国チームを脅かす」存在としてマークしていたという水谷選手。今大会では馬龍を追い詰めたばかりでなく、許選手に初めて勝利し、シングルスで銅メダルを獲得した。日本がここまで急速に追い迫っているのは中国にとって予想外の展開で、「長らく不在だった強敵の出現」に脅威を感じているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)