23日、韓国・朝鮮日報は、ソウル市内に1100カ所ほど設置されている「子ども公園」だが、子どもが安心して遊べないどころか大人も「怖い」と避けるほどの危険な所もあると報じた。写真はソウル。

写真拡大

2016年8月23日、韓国・朝鮮日報は、ソウル市内に1100カ所ほど設置されている「子ども公園」だが、子どもが安心して遊べないどころか大人も「怖い」と避けるほどの危険な所もあると報じた。

韓国では都市公園法により子ども用の遊具などが設置された街中の公園を「子ども公園」と呼び、ソウル市内には今年1月現在で1105の子ども公園がある。しかしいざ子ども公園を訪れてみると子どもの遊ぶ姿はみられず、大人が飲酒や喫煙をする姿が目に付く。今月9日、永登浦区のある子ども公園では昼からホームレス5人が酒盛りを始めた。そこで記者が公園に表示されていた近隣の警察の番号に電話をすると、なんと「現在使われていない」との音声が流れた。麻浦区の子ども公園も似たような状況だ。一日中子どもの姿はなく、昼間はホームレスがトイレで服を洗い、夕方からは中年の男性らが集まって酒を飲み始めた。

昨年末、市などが子ども公園の安全点検を行ったところ、「安全」とされたのは64.6%の714カ所、「普通」が381カ所で、「危険」が10カ所あった。「危険」は凶悪事件が年5件以上発生または緊急通報が16件以上あった箇所などで、子ども公園とはいえ大人でも危険な場所だ。

こうした状況に、市や区は定期的なパトロールや防犯カメラの追加設置のほか、これといった対策を行っていないのが現状だ。市の関係者は「子ども公園の指定や実質的な管理は区の所管」とし、一方の麻浦区は「子ども公園であっても一般人の立ち入りを防ぐことはできない。苦情が寄せられない以上はホームレスを追い出すなどの措置も取れない」としている。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せた。

「小さい頃は、パソコンが家にあっても公園で遊ぶ方が楽しかったけどな」
「外国のように路上の飲酒を法律で禁止すべきだ。それに、決まった時刻を過ぎたら酒を売れないようにしないと」
「やっぱり後進国であることは確かだな」

「ホームレスも国民の一人として公園を使う権利があると裁判所の判決が出たから、防ぐこともできなくなった」
「いっそ駐車場にして」
「犬や豚どもは公園が何かを分かっていない」

「夜間通行禁止令の時代に戻ったらどうかな?民主的ではないけど、今みたいに野宿する人はいなくなるはず」
「この暑いさなかに、カンカン照りの下で子どもを遊ばせる親なんていないよ。みんな水遊びのできる公園に行ってる」
「一般人の立ち入りを禁じるのは無理でも、喫煙や飲酒は禁止すべき」(翻訳・編集/吉金)