「農村」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。どこまでも広がるのどかな田園風景、山深い静かな集落、人があまりいない、コンビニや商店が少ないくて生活が不便、いった感じだろうか。いろいろなイメージがあるだろうが、今の日本において農村に「貧しい」という印象を持つ人は多くないかもしれない。(イメージ写真提供:123RF)

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 「農村」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。どこまでも広がるのどかな田園風景、山深い静かな集落、人があまりいない、コンビニや商店が少ないくて生活が不便、いった感じだろうか。いろいろなイメージがあるだろうが、今の日本において農村に「貧しい」という印象を持つ人は多くないかもしれない。

 一方、中国において農村は貧困の象徴的存在となっている。中国メディア・今日頭条は22日、日本の農民と中国の農民の収入格差について紹介する記事を掲載した。記事は、昨年中国の農民1人あたりの収入が1万元の大台を突破して1万1422元(約17万2100円)に達したと紹介。しかし一方で、日本の農民の平均収入はその約43倍にあたる約49万元だったと伝えた。

 そのうえで、「中国には経済が比較的発展している農村や、豊かな農民もいるが、大多数の農民は貧困である。日本との差はまだとても大きいのである」と評している。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「農民に福をもたらす民族こそ、最強の民族だ」という意見が寄せられたほか、「43倍どころではない。中国の統計は水増ししているのだから」という厳しい意見が出た。そして、複数のユーザーから出たのは「農民の収入は日本に遠く及ばないが、村の幹部の収入は日本人の何十倍だ」というコメントだ。

 中国が取り組まなければいけないのは、農業技術や品種の改良、新たな農業ビジネスモデルの構築による農民の収入増とともに、役人が庶民の反感を買うほど私腹を肥やすことのできる状況を改めることだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)