リオデジャネイロ五輪は現地時間21日、閉会式を開催し、夏季五輪はいよいよ東京へバトンタッチされた。2020年の開催国である日本の選手たちは今回のリオ五輪で大躍進し、次の大会に大きな弾みをつけた。

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リオデジャネイロ五輪は現地時間21日、閉会式を開催し、夏季五輪はいよいよ東京へバトンタッチされた。2020年の開催国である日本の選手たちは今回のリオ五輪で大躍進し、次の大会に大きな弾みをつけた。新華網が伝えた。

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最近の夏季五輪を見ると、主催国が毎回のように爆発的な活躍を見せている。20年の東京五輪では、日本が驚くような活躍を見せてくれるかもしれない。日本をライバルとする競技では、中国も今から準備を進めなければならない。

■リオ五輪で躍進した日本勢

日本のメダル獲得数は北京五輪やロンドン五輪を上回った。日本での開催に向け、明らかに上昇ムードとなっている。

リオ五輪で日本は、お家芸である柔道やレスリングのほか、体操、水泳、バトミントンなどの競技でも金メダルを獲得した。

体操の男子団体で、日本が前回の覇者中国を破って金メダルを取ったことは印象深かった。水泳では、萩野公介が男子400メートル個人メドレーで、金藤理絵が女子200メートル平泳ぎで、それぞれ金メダルを獲得した。陸上では、男子400メートルリレーで、勇気ある走りを見せた日本は銀メダルを獲得し、アンカーを務めた、ジャマイカ人の父を持つケンブリッジ飛鳥が注目を集めた。

■東京に向けて力を蓄える日本を過小評価してはならない

リオ五輪開催中、国際オリンピック委員会(IOC)は、東京五輪で空手やスポーツクライミングなど5競技を追加すると発表した。空手は日本が得意とする競技で、金メダルラッシュが予想される。また、日本は野球でも金メダルを獲得するだけの実力を備えている。加えて地の利を生かし、東京五輪で日本は一層躍進するに違いない。

開催国はメダル獲得においてどれほどの地の利を発揮するのだろう。参考に値する3国を例にしてみよう。まず、1996年のアトランタ五輪で、金メダルわずか9個だったオーストラリア勢は、00年のシドニー五輪で、16個の金メダルを獲得した。中国勢は、04年のアテネ五輪で金メダル32個を獲得し、08年の北京五輪では51個の金メダルを獲得した。最後に英国勢は北京五輪で金メダル19個獲得し、12年のロンドン五輪では29個の金メダルを獲得した。

日本勢はリオ五輪の陸上、水泳、卓球、バトミントンなどの競技で高い実力を見せた。4年後も、これらの競技に加えて、お家芸競技や追加競技でも金メダルを次々に取ることが予測される日本は、金メダルランキングで5位以内に入る可能性も十分にあり、今回の米国、英国、中国という3強の勢力図が変わることさえあるかもしれない。

■中国のお家芸競技で日本が実力伸ばす

日本勢が加速させて実力を伸ばしており、その中には中国がお家芸としている競技もある。そのため、日本に抜かれることがないよう、中国はしっかりと準備をしなければならない。

リオ五輪の卓球の試合後、中国体育代表団の蔡振華・副団長は東京五輪の予測として、「中国勢は今回4つの金メダルを全て独占したが、東京五輪で日本は主なライバルとなるだろう。今回出場した選手は年齢的に次の大会で最も脂が乗る時期となり、技術的にも世界でトップレベルになる」と語り、警戒を強めた。

体操において、中国は練習に練習を積み重ね、安定した流れの演技を見せることができるよう努力しなければならない。東京ではアウェーとなり、得点の面でも不利な立場に立たされることを覚えておかなければならない。そのため、技のクオリティーを向上させ、減点となる要素をできるだけ減らし、技術的にもメンタル的にも十分な準備をしておかなければならない。

水泳競技では、リオ五輪で日本はすでに中国を超えた。また、陸上競技でも、ケンブリッジ飛鳥が加わった日本の男子リレーチームは一気に実力を上げてきた。同種目において、中国は引き続きバトンパスの技術を磨くと同時に、選手層を厚くし、個人の能力も向上させることが急がれる。その他、リレーにおいて歴史が動いたことで、日本の陸上界全体に活気が出ることも予測される。そのため、リオ五輪の陸上競技において、全体としては中国の成績は日本に勝ったものの、日本の反撃に応じられるよう準備しておかなければならない。

総じて言うと、選手が自国で良いパフォーマンスを見せることができるよう、日本はすでに資金を投じ、力を入れる競技を決めて、選手の育成を進めており、リオ五輪でその成果が顕著に見られた。2年後のアジア競技大会で、日本はおそらく一層中国を脅かす存在になる。4年後の東京五輪で、中国がその勢力をいかに保つかは、目の前の課題となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)