自動車情報プラットフォームのマークラインズによれば、中国自動車市場における2016年1月−7月期の日系メーカーの新車販売台数はトヨタが前年同期比14.0%増、日産が4.5%増、ホンダが20.7%増、マツダが4.9%増と軒並み好調だった(イメージ写真提供:123RF)

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 自動車情報プラットフォームのマークラインズによれば、中国自動車市場における2016年1月-7月期の日系メーカーの新車販売台数はトヨタが前年同期比14.0%増、日産が4.5%増、ホンダが20.7%増、マツダが4.9%増と軒並み好調だった。

 愛国主義が唱えられ、反日感情を抱く人が多く存在する中国だが、それにもかかわらず中国人消費者たちが日系車を購入するのはなぜだろうか。中国メディアの捜狐はこのほど、日系車を購入した中国人消費者たちの真情を紹介する記事を掲載した。

 最初に記事は「なぜ日系車を選択したのか」という質問に対する中国人消費者の回答を紹介。その回答には「日系車は低燃費で故障が少なく、維持費も安いと評判であるうえに、カローラは世界的に売れているので信頼できる」、「レビン・ハイブリッドは低燃費で価格も手頃で家庭用にぴったり」、「CR-Vは一家のニーズに合致しており、品質、車内スペース、コストパフォーマンスなどに優れている」というものがあった。

 また、日系車を購入した決め手については、「排気量1600cc以下の小型車の自動車取得税が半額になることを考量した結果、日系車は小型車が多く、しかも低燃費だったことが決め手」、「車を買おうと思ったとき、トヨタ・ホンダ・日産のニューモデル発表のニュースや広告が非常に多かったため」というものがあった。

 もちろんこうした回答は日系車を購入する中国人すべての考え方を代表するものではないが、回答に見られるように経済性を重視するオーナーやニューモデルに魅力を感じるオーナーは決して少なくないだろう。

 中国は2015年10月から16年末までの期限付きで、排気量1600cc以下の小型車の自動車取得税を10%から5%に引き下げる減税措置を導入している。この減税政策は新車販売台数に対して一定の効果を発揮しており、従って回答にも見られた「日系車には小型車が多くしかも低燃費」という点に魅力を感じる中国人オーナーもかなり多いのではないのだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)