「超十代夏期講習2016」開校式に出席した高橋みなみと田村淳(撮影・桂 伸也)

 10代の若者の夢を応援するため、著名人が講師となり講義する『超十代夏期講習2016』開校式が23日、東京・青山学院大学で開かれ、元AKB48で歌手の高橋みなみ(25)が、特別講師のロンドンブーツ1号2号の田村淳(42)らとともに登壇、自身の10代を振り返った。

 『超十代夏期講習2016』は、モデル・タレント・アーティスト・起業家・スポーツ選手など様々な世界で活躍するティーンズで発足した超十代実行委員会が企画したイベント。人生の先輩たちが、「夢」を叶えるために必要な想いやコト・モノ、日本の若い世代に伝えいたい想いなどを、「授業」という形で10代の若者に発信する。同委員会では今年3月29日に、幕張メッセで『超十代 ‐ULTRA TEENS FES-』を実施、約1万人を動員したという。この日は一般応募の中から当選した生徒(学生限定)が参加した。

 ゲストとして出席した高橋は「10代でもうAKB48に入っていたので、お仕事はどんどんやっていたけど、数学や英語は苦手でしたね。2点でした」と、勉強にあまり注力できなかった青春を回顧。田村から「早いうちに恋愛しといたほうがいい」と突っ込まれると、苦笑いしながらも「それは完全にそうですよ。遊んでおいたほうがいいですね」と同調した。

 一方、10代のゲストモデルから「実際にAKB48を卒業して、恋愛の方はどうなんですか?」とストレートに質問されると、しどろもどろなふりをしながらも「やっぱり解禁にはなっていますし、リハビリの期間ではありますけど、ゆっくりゆっくり、いい恋愛をしたいと思います」としっかり回答。「10代の質問は怖いなと思って、(答えを)考えておいたんですよ」と、この日のために抜かりない対策をしていたことを明かし、笑いを誘っていた。

 また田村はこの日、「田村淳の好んで怒られよう」というテーマにて講義を実施。その内容について「今日は授業をやるんですけど、全然面白くない話をします」と前ふりをした後で「10代の人が本当に耳が痛いような話をするんですけど、家に帰って淳がこんなこと言ってたなあって、絶対考えるきっかけにはなると思うので、ぜひ授業を真剣に聞いてください!」と、ガチに10代に向き合う姿勢を見せていた。(取材・桂 伸也)