カラーバリエーションは6色。左からゴールド、ピンク、ライトブルー、レッド、グリーン(以上各3,480円・税別)、無地のチタン無垢(2,980円・税別)。

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 見えないところで他人に差をつけたい・・・。ささやかでもいいから思いっきり贅沢(ぜいたく)がしたい・・・。相手に強烈な印象が残るプレゼントを探している・・・。そんなあなたに、ぜひ紹介したい品物がある。その名は「魔法の耳かき Medical Pick」。そう、耳かきである。しかし、この耳かきはただの耳かきではない。

 まず、ルックスがゴージャス。持ち手は、鉛筆を細くしたような六角柱の形状でしっかり握りやすい。見たとおり金属製で、材質は純チタンだから金属アレルギーの人も安心して使えるという。仕上げは高級感があり、気品にあふれ、やんごとなきお方が使っていた逸品で国立博物館にも収蔵されている・・・と大嘘をつかれても信じてしまいそうなほどである。通常タイプはカラーバリエーションが6色で、無地のチタン無垢(2,980円 ※税別・以下同様)のほか、特殊4層の吹き付け塗装が美しいゴールド、ピンク、ライトブルー、レッド、グリーン(各3,480円)がある。さらに、受注生産で金箔(16,000円)とプラチナ箔(18,000円)仕上げまで用意されているというから、なにをか言わんやである。できる人は思いっきり贅沢してチョーダイ!

 だが、この「魔法の耳かき」の最大の特長は美しい持ち手ではない。先端部をよく見ると、大小の起伏が付いたネジ形状になっている。ネジのようにらせん状になった部分で、さまざまなタイプの耳あかをかき出す仕組みのようだ。実はこの耳かきを販売しているのは浪速鉄工(大阪市)という日本の会社で、本業はアイボルトという金具やネジの製造。つまり、ネジのプロが世界トップレベルの精密技術を活用して創り出しているのがこの製品なのだ。

 さて、同社のホームページには「いちど使うと もう や・み・つ・き!!」とあるが、実際の使用感はどうだろう。筆者はふだん、綿棒の耳かきを使っているせいか、まずはそのサイズ感の違いにとまどった。米粒大の先端部は、見た目は綿棒とそう変わらない大きさのようだが、耳の穴に入れたときにかなり細く小さく感じる。実はこの細さがミソで、耳穴の奥まで入れやすく、綿棒のように耳あかを奥に押し込んでしまうのを防ぐという。あいにく試用時には耳あかがそれほど残っておらず、ごっそり取れましたという報告はできないのだが、綿棒と違ってダイレクトに耳穴をかけるのが気持ちいい。まさにかゆいところに手が届く感があるのだ。金属製なので痛そうに思うかもしれないが、先端部は丸く処理され、ネジ部分も精密加工処理が行き届いている。そーっと慎重に使った限りでは痛いと感じることはなかった。ただ、個人的には軸の細さと先端部の小ささは、慣れるまで時間がかかりそうだ。正直、初回は恐る恐る試したのだが、このサイズに慣れてしまえば、「やみつき」になりそうな予感はする。

 販売元が「コミュニケーションツールに最適」とうたうこの耳かき。夫婦や恋人、親子間のコミュニケーションはもちろんだが、“和を感じさせる工芸品”という趣もあるので、海外から訪れる人たちとのコミュニケーションにも役立ちそうだ。あちらこちらでコミュニケーションが生まれたとき、これは真の意味で「魔法の耳かき」になるはずだ。