人気ブログで大論争、「子どもの泣き声NG」なカフェはアリ? それともナシ?

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累計500万PVを誇る、宮田レイシープさんの人気ブログ『さようなら、憂鬱な木曜日』。

【リサーチ】「子どもの泣き声NG」と退店させるカフェ、あなたはどう思う?

このブログの「子供の泣き声NGなカフェの対応について」というエントリーがいま、インターネット上で大論争を巻き起こしています。

記事が公開されたきっかけは、こちらのツイート。

飲食店で子どもが突然泣き出すのはよくあることですよね。

しかし、そのせいで退店させられた経験のある人はどれくらいいるでしょうか……?

にわかには信じがたいこの事件。宮田さんの記事や寄せられたコメントを紹介しながら、親子、店、そのほかの利用客それぞれの立場から考察していきたいと思います。

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店側の対応がネット上で批判の嵐!

まず、宮田さんはこのツイートに対し、「退店させられた当事者からすると、深い驚きと悲しみに包まれたのではないかと思う」と同情の気持ちを表しています。

一方で、批判的コメントも多数寄せられました。

例えば、「口コミで広まってお客さん、減ってしまえと思いますね」「もうちょっと寛容な社会であって欲しいです」などなど……。

宮田さんはこれらの考え方を、「『子どもの泣き声を受容できない社会』に対する悲しみと問題提起」とし、「私自身、このツイートを見たときは、『なんて失礼なカフェだ』『こんなカフェは淘汰されてしまえ』と思った」とも記しています。

同じように感じる方も、多いことでしょう。

筆者には2人の子がいますが、「この10年ほどで日本の社会は格段に子育てにやさしくなったな」と感じています。

たとえば、駅やショッピングモールの授乳室やおむつ替えスペースの増加。ファミレスの多彩な乳幼児メニュー。小さな子連れでも安心して外出できるのは、ありがたいことです。

けれども個々レベルの対応となると、いまだ発展途上なのかもしれません。

店側はほかのお客さんを守ったのか

親の立場では、ショックな気持ちや店側への批判しか浮かびませんよね。しかし宮田さんはあえて一歩踏み込み、店の立場になって全体を見渡します。

「このお店の対応は、『くつろぎ』や『落ち着き』を求めるお客さんを守った行為、と言えるのではないだろうか」

さらに、「『子どもの泣き声NG』なカフェは存在してもいいと思う」とも書かれています。「子どもが泣いたら退場」とは、親の立場にとっては厳しい意見です。

けれども、もし自分が当事者になったら、ほかのお客さんへの迷惑を考え、店側から言われなくても、自ら出ていくかもしれませんよね。

そうなると、「店がその親子を退店させたことは間違っていなかったのかもしれない」とも思えてきます。

店側は入店前に何も説明しなかった

しかしながら、やはり「子どもが泣いたら退場」を受け入れる、というのは、釈然としないのではないでしょうか。

ここで宮田さんは、店の大きなミスを指摘します。

「カフェは、お客さんが入店する前に、このお店が『子どもの泣き声NG』であることを、お客さんに理解させる必要があった」

コメントで大多数を占めたのも「入店時に一言店員が断りを入れるべきだったと」という意見です。

入店前に説明されていれば、納得して別の店を探しますよね。ということは、入店前のやりとりひとつで悲劇は起こらなかったかもしれません。

親も子連れOKかどうか確認すべし

宮田さんにメールインタビューしたところ、「子連れのお客さん、お店、その他の利用者、それぞれの立場から考える必要があり、難しいテーマ」としながらも「それだけに問題提起として面白いな、というのが記事を書いた理由です」とのコメントをいただきました。

「こうするのが正解だ、と結論付けることを目的とした記事ではありません。普通に生活するうえで『できるだけ嫌な思いをしない社会』にするためにはどうしたらいいのか。それぞれが考えることが重要だと思っています」

できるだけ嫌な思いをしない社会のためには、店に頼るだけでなく、親にもできることがあります。

まず、「子連れOKか」どうかを店側に確認すること。また、店の雰囲気や客層、混み具合を確かめることも大事です。ちょっとした気遣いで、自分も周りも不快な思いをせずにすむのです。

宮田さんの問題提起は単なる親への擁護ではなく、親の立場でできる周囲への配慮に気づかせてくれたのではないでしょうか。

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