リオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)の開会式のテーマは環境保護と平和だった。当初計画されていた「ソーラー・シティー・タワー」の建設は実現されなかったが、開会式には地球環境保護を訴えるシーンもあり、また観客の移動を公共交通機関に限定するなど街ぐるみで環境に配慮する取り組みが行われた。(イメージ写真提供:123RF)

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 リオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)の開会式のテーマは環境保護と平和だった。当初計画されていた「ソーラー・シティー・タワー」の建設は実現されなかったが、開会式には地球環境保護を訴えるシーンもあり、また観客の移動を公共交通機関に限定するなど街ぐるみで環境に配慮する取り組みが行われた。

 ではこの「環境保護」というテーマは2020年の東京五輪でどの程度重視されるだろうか。中国メディアの中国環保在線はこのほど、「環境保護は東京五輪のメインテーマになるのではないか」との見方を示し、その理由について説明した。

 記事の主要な見方は、日本には非常に優れた環境保護システムが存在しているという点にある。「日本は汚染された環境を改善するという段階から、環境の汚染を防ぐという段階に移行している」と記事は指摘しており、日本は環境保護に優れた社会として「模範」的な存在になっていると称賛した。

 また「日本では環境保護がもはや日常化している」と絶賛したうえで、「法律や教育、マスメディアや世論、監督機構によって、環境保護は日本人の基本原則となっている」と指摘。世界的に環境保護が叫ばれるなか、日本は東京五輪を通じて世界に向けて環境保護を訴えつつ、自国の技術力をアピールすることができるとの見方を示した。

 「ソーラー・シティー・タワー」の建設が実現されなかったことに多少残念な気持ちを抱く人もいるかもしれないが、日本人が持つ環境保護に対する高い意識は、シンボルとしての建造物以上のインパクトを世界に与えることができるだろう。記事はこうした点を非常に高く評価するゆえに、「環境保護は2020年東京五輪のメインテーマになるかも知れない」と予測したのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)