危険、ダメ絶対!ハゲる確率が上がる方法

写真拡大

できることなら避けたい薄毛。おそらく、自分から望んで"ハゲ"になりたい人はいないはず。しかし、生活習慣や遺伝などの影響によって薄毛になってしまう場合もあります。そこで、薄毛になる可能性が高い危険な習慣をチェックしていきましょう。もし当てはまるポイントがあったなら、早めに改善したほうがいいかもしれませんよ。

■ そもそも"ハゲ"って何?

髪の毛は頭皮の「毛球」から生えてくるのですが、この中には毛母細胞という細胞があり、血液を伝って毛母細胞が栄養を吸い取り髪の毛が成長する仕組み。ところが何らかの原因により、この仕組みに不具合が生じることで成長途中の髪が抜けたり、毛球そのものが正常に機能しなくなったりして「薄毛=ハゲ」になるのです。ハゲる理由は人それぞれ異なり、体質の問題や遺伝的なもの、または不健康な生活習慣など、それらが頭皮に悪い影響を与えてしまうことが大きな要因として考えられています。

■ 遺伝子と薄毛の関係

薄毛になる人の中には、遺伝的な問題で薄毛を発症するケースもあります。"ハゲは遺伝する"これって、都市伝説ではないんですよ。まず、遺伝的なハゲは「AGA(男性型脱毛症)」と深い関係があります。20代〜40代にかけて薄毛になる男性の半数以上がAGAと言われるほど厄介なトラブル。AGAとは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが5αリダクターゼという酵素物質に結びつき、ジヒドロテストステロン(DHT)という"脱毛ホルモン"に変化すること。そして、ジヒドロテストステロンが頭皮の細胞「アンドロゲン受容体(レセプター)」に引っ付くことで抜け毛を引き起こしてしまう症状です。

みるみるうちに抜け毛が進行していき、やがてハゲてしまうAGA。このレセプターこそ、ハゲの遺伝子との関連性が強い要因になります。なぜなら、薄毛になりやすい遺伝子をもっている人はレセプターが敏感で、たとえ少量のDHTでも影響を受けやすい体質だからです。反対にDHTが大量に分泌されてもレセプターが影響を受けにくい人は薄毛になりにくく、ハゲの遺伝子をもっていないということになりますね。そして何よりも重要なポイントは、AGAは遺伝的な症状であること。母親の父(母型の祖父)がハゲている場合、その遺伝子を受け継ぐ可能性が高いとされています。もし母方の祖父が薄毛なら、今のうちから用心して対策を打っておいたほうがいいかもしれません。AGAは進行型なので、日頃から予防しておくことが大切です。

■ 薄毛になりやすい習慣

◎ 不健康な生活

タバコや過剰な飲酒、バランスの悪い食事や運動不足、不規則な就寝時間や睡眠不足など不健康な生活は薄毛のリスクを高めます。とくにタバコや運動不足、睡眠不足などは血行不良につながり、血液の流れが悪くなると毛母細胞に栄養が送られにくくなって髪の毛の成長を妨げるからです。

◎ 目を酷使する作業

眼精疲労になると目を回復させるために栄養をとられ、毛母細胞が栄養不足になる可能性があります。また、目を酷使すると血行も悪くなるので要注意。長時間、スマホやパソコンを集中的に見る作業など眼精疲労のもと。適度な休憩を心がけて、積極的に目を休ませるよう意識してください。

◎ 大量の飲酒

度を超えたアルコール摂取もハゲのリスクを高めるので危険。もっと厄介なのが常習的で過剰な飲酒。髪の毛の成長に必要なアミノ酸をアルコールが壊し、タンパク質が不足することで抜け毛になりやすくなります。さらに、お酒を飲む際の食事もチェックポイント。脂の多いおつまみや、塩分の強いおつまみは血液をドロドロにしてしまう原因。こうした悪習慣は頭皮に影響を及ぼすだけでなく、健康にも被害を与える可能性があるのでくれぐれも注意しましょう。

◎ 頭皮が不潔

汗をかいたら頭皮を清潔にするのが基本。皮脂腺から分泌される汗はベタベタしていて、頭皮に付着したままの状態にすると雑菌が繁殖し、毛球にダメージを与えてしまいます。また、通常の汗(汗腺から分泌される汗)は老廃物を流す役割がありますが、皮脂腺の汗は老廃物が一緒に流れないという特性があり、毛穴を詰まらせるおそれがあり危険。帰宅したら洗髪で頭皮を清潔に保ち、毛穴の詰まりや雑菌の繁殖を防ぐことが大事です。

◎ 力強く頭を洗うのはNG

力を入れて頭皮をゴシゴシとシャンプーしてはダメ。それから、大量のシャンプー剤で洗うのも逆効果です。頭皮を労わるなら、適量のシャンプー剤で力を入れず優しく丁寧に洗うのが鉄則。力強く洗ったり多めのシャンプー剤を使ったりすると頭皮が過剰に皮脂を分泌してしまい、毛穴を詰まらせてしまう可能性があるため正しい洗髪とは言えません。

◎ 偏った食事で栄養不足

薄毛を防止するには、髪の毛の成長に欠かせない成分を知り、偏った食生活を改善するべき!バランスの良いメニューを心がけ、毛母細胞に栄養をサポートしましょう。

【髪の毛にいいとされる栄養・食材】
ビタミンA・B2・B6、ビタミンC、ビタミンB群、鉄分、亜鉛、硫黄、タンパク質(アミノ酸)、セレニウム、ビオチン、タウリン、エイコサペンタエン酸(EPA)、ナイアシン、カルシウム、ミネラルなど
納豆、乳製品、イワシ、レバー、緑黄色野菜、卵、レモン、ナッツ類、わかめ、かつおなど

■ 薄毛になりやすい性格

生活習慣のほかにも、薄毛を進行させる原因の一つにストレスがあります。ストレスはホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れをまねき、頭皮に好ましくない環境をつくります。ホルモンが乱れるとDHTが過剰に分泌されるおそれがあり、AGAのリスクを高めるので避けたいところ。さらに血行不良の原因にもなりますし、ストレスはハゲにとって敵なのです。

・ 几帳面で神経質
・ 引っ込み思案で内気
・ 頑固で怒りっぽい
・ 些細なことでも心配する不安症
・ 敏感で空気を読み過ぎる
・ こだわりが強くてプライドが高い
・ マイナス思考で落ち込みやすい
・ 深く考え込んでイライラする癖がある

こうしたストレスを溜めやすいタイプの人はとくに要注意。年齢を重ねるにつれてストレスによる頭皮への影響は深刻ですから、くれぐれも用心したほうがいいでしょう。自分なりのストレス解消法を見つけて、定期的にストレスをやわらげる努力が必要です。しっかり睡眠をとることもストレス解消につながりますし、ジョギングやヨガなど有酸素運動で汗を流すこともリラックス効果があっておすすめですね。

■ 薄毛予防のポイントは自己管理

さて今回は、薄毛に関するポイントを4つの項目でチェックしましたが、心当たりがある人は早い段階で対策をとって予防したほうがよさそうです。遺伝的なハゲについても、何もしなければ抜け毛が進行するだけですが、育毛剤の活用や薄毛治療、生活習慣の改善などで防げる可能性が高くなります。いずれにしても、薄毛を予防するためのポイントは「正しいケア」と「自己管理」。頭皮に好ましくない習慣を避け、しっかりケアして頭皮を労わることが大切です。今は「大丈夫!」と思っていても、そのときが来れば後悔してしまうもの。「もっと早くに予防しておけばよかった」と後悔しないように、できる限りの対策を心がけましょう。

(image by amanaimages)
(著&編集:nanapi編集部)