インドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画は日本の受注が確実視されながら、後から参入した中国が受注した。受注後に中国側が提出した書類の不備などから、計画の遅れが指摘されていた。(イメージ写真提供:123RF)

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 インドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画は日本の受注が確実視されながら、後から参入した中国が受注した。受注後に中国側が提出した書類の不備などから、計画の遅れが指摘されていた。

 だが、中国メディアの新浪はこのほど、インドネシアの現地メディアの報道を引用したうえで、ジャワ島の高速鉄道計画はすでにインドネシア政府による建設許可証が下り、全路線の建設に着手できると伝えた。

 記事は、インドネシア政府の関係者が、ジャワ島の高速鉄道計画は国の優先プロジェクトであると述べたことを伝え、建設許可証が正式に中国とインドネシアの合弁会社に与えられたと紹介。

 さらに、同合弁会社は2019年5月31日から50年間にわたって高速鉄道を営業する権利も得ることになっていることを紹介する一方で、そのためには建設許可証が下りてから3年以内に建設を完了させる必要があると指摘した。

 続けて記事は、同高速鉄道計画の投資総額は51億3500万ドル(約775億円)だと指摘し、投資総額は日本と中国の受注競争によって低下したと紹介。日本はもともと2011年に実行可能性調査を行った際、投資総額85億ドル(約1282億円)、工期5年と見積もっていたことを指摘し、中国の提案のほうがコストおよび工期の点で日本よりインドネシアにとっては魅力的だったとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)