体力的にきつい、面接で聞いてないことをやらされる…新人バイトが無断で辞めてしまう理由

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アルバイト求人情報サービス「an」が、人事・採用担当者のための情報サイト「anレポート」にて、パート・アルバイト従事者を対象に「アルバイトを無断で辞めた理由」「アルバイトの継続年数」などについて調査を行った。

パート・アルバイト従事者の実情を調査!

anレポートが、アルバイト従事者1,000人を対象に「アルバイトを開始して間もない頃に無断で辞めた理由」について調査を行ったところ以下の回答が寄せられたという。

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実際に、アルバイト先を無断で辞めてしまった人は全体の4%。

また、アルバイトを開始して間もない頃、無断で「辞めてしまった」「辞めたいと思った」と回答した人の理由第1位は「思ったより体力的にきつかった」だった。

初めからベテランと変わらない仕事ぶりを要求され、頑張ってはみたものの心身ともにキャパシティを越えてしまい「キツイ」と感じてしまうケースが多いようで、「連勤3日目、ずっと立ちっぱなしで料理を延々出し続ける事に限界がきた」「想像より仕事量が多くて力仕事もあったため、慣れるまでの間は何度もバックレようと思った」などの声が多く寄せられたという。

 アルバイトは1年以上続ける人が多い傾向

また、anレポートは、19歳〜79歳のアルバイト・パート従事者400人を対象に、継続期間やシフト日数などアルバイトに費やす時間についても調査を行った。

▼1つのアルバイトを継続する期間

表3

1つのアルバイトをどのくらい続けているか?という質問について、フリーター・主婦・シニアは8割近く、学生も半数以上が、同じアルバイトを「1年以上」続けていると回答。

特に、同じ職場で長く働く傾向が顕著なのは主婦とシニアで、「3年以上」継続して働いている人が約6割を占めたという。

仕事が決まりにくいシニアや家事との両立で選択肢が狭まる主婦は、ひとつの勤務先で安定的に長く働きたいという思いが強いのかもしれない。

また、同じアルバイトを長く続ける理由については、どの属性でも共通して「楽しいから」「やりがいがあるから」「条件(時給、距離など)が良いから」という意見が寄せられたという。

 アルバイト・パートは、結構働いている?

さらに、1週間のシフト数についての調査では、学生は「3〜4日」、フリーター・主婦・シニアは「5日」と、学業が本業の学生以外は意外と働いていることが分かった。

▼1週間のシフト日数

表4

フリーター・主婦は共に週「5日」が約半数。生活費を稼ぐため腰を据えてアルバイトに励み、週休2日感覚でシフトを組む人が多いという。

シニアは、週「3〜4日」が最多であるものの「5日」以上働いている人が40%以上という結果。生活費のためにたくさん働きたい人、自分なりのペースで働きたい人など、シニアの働き方の多様化が進んでいるようだ。

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以前、筆者が働いていた派遣先に「職場の人に自分から話しかけられない」「ランチに1人で行けない」という「非常におとなしい」女性が入ってきたのだが、入社4日で連絡もなく来なくなったうえ、丸2日間、出勤していないことすら気づかれないという悲しい出来事があった。

派遣会社が同じだった筆者が「○○さん、お休みですか?」と気づいてしまった時の職場の気まずい空気は、今思い出しても切ない。

派遣でそういう人を何人も見てきたので(しかも派遣会社にすら連絡していないパターン)、アルバイトを無断で辞める人が全体の4%というのは意外に少ないように思えた。単に筆者がレアケースに遭遇しやすいだけなのかもしれないが、辞める際には連絡を入れてほしい。