早いもので、来週からは9月。残り少ない夏を最大限楽しむためにも、体調管理には十分注意したいところである。しかし、猛烈な暑さから体の不調を感じる夏バテと同じく、肌も夏バテを起こしてしまうことをご存知だろうか。「冷房の効いた室内にいるから大丈夫!」と油断していると、いつの間にか肌も大きなダメージを受けているかもしれない。

夏の肌状態に関する意識調査

ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランド「decencia」を展開するdecenciaは、30代〜40代の女性257名を対象に、夏の肌状態に関する意識調査を行なった。その結果、夏場に毎日6時間以上冷房の当たる環境に身を置く女性の90%が、「肌の冷え」を感じていることがわかった。

また、「肌の冷え」を感じている女性のうち98%が肌の不調を実感し、「日焼け」に次いで「乾燥」が特に不調を感じる症状であると回答した。このことから、普段肌を冷やしがちな女性の多くが肌の不調を実感しており、夏でも乾燥しがちな肌状態であることがわかる。

夏の肌状態に関する意識調査

■冷えと乾燥を進める「肌の夏バテ」

暑さを凌ぐために冷房に当たりすぎると、「肌の夏バテ」が引き起こされる。「肌の夏バテ」とは、冷房の効いた環境に長くいることで、体だけでなく肌でも「冷え」と「乾燥」が進み、角層内がインナードライ状態になってしまうことを指す。この「肌の夏バテ」は目に見える不調を引き起こすだけではない。肌が冷えると、普段使っている化粧品の美容効果が低下したり、バリア機能の低下が原因で肌がダメージを受けやすくなる。湿度の高い夏は一見すると、乾燥と無縁そうに見えるが、そんな中でも肌内部は乾燥する状態が発生しているのだ。

夏の肌状態に関する意識調査

■夏場の肌の「冷え」と「乾燥」を防ぐ対策

肌冷えを防いで美容成分の効きやすい肌にするには、まず、肌が喜ぶケアを意識すること。具体的には、手を温めてから、ハンドプレスを行なうことで美容成分の浸透率をアップさせる。また、優しく手で顔を覆うことによって高いリラックス効果も期待できる。体の内側から「温め」を意識することも重要だ。温かい食材やサプリメントを併用することで、体が芯から温まり肌冷え知らずの状態に近づく。

一方、乾燥を防いで夏も内側から潤う肌にするには、まず、冷房の風量設定を意識すること。冷房の強い環境ではあっという間に肌が乾燥し、角層内部が乾燥するインナードライ肌になってしまう。できるだけ風量や風速は調節し、体に直接冷房があたらないように注意しよう。さらに、体の内外から水分補給を意識したい。乾燥が気になる場合は夏でも保湿すること。汗をかいたからといって、タオルで強くこすったり、何度も洗ったりすると肌荒れの原因になる。水分補給をこまめに行ない、肌が乾燥している場合は夏でも保湿力のある化粧品を使用しよう。

文/編集部